(1)タスマニア 第2の都市 ローンセストン
オーストラリアにあるリンゴの様な形をした島がタスマニア島です。一つの州をなしています。メルボルンから1時間ほどのフライト。ほかにもシドニーやブリスベンなどにも頻繁にフライトは運行されているので、気軽にタスマニアに行けます。
その中でもおススメの都市がタスマニア第2の都市ローンセストン(ロンセストン)。州都のホバートより規模は小さいながらも、少し南よりにあるため気候は多少暖かめ。町は大きなタマー川沿いに発展し、ユネスコ世界自然遺産のクレードルマウンテンへの拠点となっています。
また、ローセストンは学生の町のひとつで、狭い場所でありながら大学や専門学校などもあるため留学生もたくさん生活していたりと、とても治安の安定した場所です。
(2)カタラクト渓谷
その小さな10万人程度の人口を保つローセストンにある観光名所のひとつがカタラクト渓谷。町の中心から徒歩でもアクセスできるので、ホテルからちょっとしたお散歩程度でお出かけもできます。
#1 アクセス方法 イージーウォークかハードウォークか?
⇧ジグザグトレイルはトレッキング中級以上におすすめ
どなたにでもおすすめできるのがシティ中心から行くと小さな橋を渡ったサウスエスキモー川のほとりを歩く散策路。途中、多少のゆるやかなアップダウンや、歩きにくい岩場的な場所はありますが、小さなお子さんからおじいちゃんおばあちゃんまで多くの人が通常歩いている道です。こちらがイージーウォーク。
体力に自信があって、トレッキング好きな方はジグザグ保護区の中を歩くトレイルがおすすめです。大自然の中を美味しい空気を楽しみながらの20分ほどのハードウォーキング。
どちらの道を選んでも、だいたいの時間は片道20分程度です。実際、私たちも二人でそれぞれの道を歩きはじめて同じタイミングに歩き終わりました。
町から歩いていくと、まず開けた場所にチェアリフト乗り場などがあります。
#2 見どころ
野生の動物たちと出会える渓谷公園内
チェアリフトに乗って、渓谷の湖を越えて行くと、そこでは野生の動物がお出迎えです。
ワラビーやら孔雀が我が物顔で生活しています。人間が、動物たちのお家にお邪魔している感覚です。とくに孔雀は人が集まるあたりにたくさんいるので、きっと見逃すことはないはず。
世界最長のチェアリフト(ゴンドラ)やプールで子供から大人まで楽しめる
2人乗りのチェアリフト(ゴンドラ)が渓谷を横切っている演出も老若男女自然を楽しめるので、素敵です。片道がA$5程度です。プールで遊んでいる家族連れを空から眺めながら、すれ違うひとたちに手を振りながら一気に渓谷の奥へ連れて行ってくれます。10分ほどの長さで、世界で最長のチェアリフトだそうです。
もちろん、チェアリフトに乗らなくても、歩きやすい歩道があるので上を行き交うチェアリフトを見上げながら徒歩で散策も可能です。歩いてもさほどリフトの時間と変わらないでしょう。
また、市民無料プールがあります。本当に渓谷のすぐそばです。大自然のすぐ横に人口プールを作ってしまう大胆発想はさすがオージー。オーストラリア人は心からプールを愛してやまない人たち。もちろん、ビーチならなお良しなんですが、何せロンセストンには海がないので、プールで満足してね、というところでしょうか。
このような自然いっぱいの市民の憩いの場所、そして観光名所がシティ中心から歩いて10分ほどでいけるのがこのタスマニア州ロンセストンの町のおすすめポイントです。
リピーターが多いオーストラリアですが、大都市シドニーや自然いっぱいのケアンズなど、一通りオーストラリアは見たなあ、ってリピーターの方に一押し。通好みな町ローンセストンにぜひ行ってみてください!
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