【元気が出る映画】頑張らなくても良いと肯定してくれる 豪華キャストなのに未公開洋画コメディ3選 

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なかなか思う様に物事が進まない時、自分の柄でもないカラ元気で乗り切ろうと元気が出る映画を見ることがありませんか。でも、そんないかにも頑張り屋で挑戦する自分の姿が現実味がなく、主人公たちのキャラと程遠いと、そのカラ元気も長続きしません。

主人公が、どこか間抜けで、でもそれなりに頑張っている映画は気づいたら持続性のあるパワーを与えてくれます!日常に明るい気分を送り込んでくれる映画3選です。あらすじは、ネタバレしていません♪

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ミステリーメン Mystery Men

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日本劇場未公開|121分

出演 ベンスティラー、グレッグキニア、ウィリアムHメイシー、ジェフリーラッシュ、ジャニンガルファロ

Mystery Men Official Trailer #1 – (1999) HD

あらすじ

スーパーヒーロー映画好きにはしっくりこないかもしれないアンチスーパーヒーロー映画。主人公たちのスーパーパワーがなんとも微妙。

ナイフを投げればもっと効率良さそうなのにフォークを武器として扱うヒーロー、人が見てない時だけ透明人間になれるパワーを持ってるヒーローなどなど、それって本当にスーパーパワーなの?というスキルを持ってます。主人公たちは、それが「大したスキルでもない」という認識がないので、毎夜悪撲滅のために街に繰り出すのですが、いつも惨敗。

対象的にみんなから愛されるスーパーヒーローも登場するのですが、こちらは商業主義に走る本当は悪を挫き、弱者を助ける精神なんて毛頭ない感じでやっています。

そこに、よくあるスーパーヒーロー物と同じ様に、超悪者が出てきます。主人公たちは、一人一人の力は大したことのないパワーを合わせて、街の平和を取り戻すために悪者たちに挑みます。

元気が出る映画度 ポイント

スーパーヒーローは、一般人にはあり得ない力を持っている故にスーパーヒーローなんですが、主人公が結構負け犬設定がユニーク。しかも、自分たちは、スーパーヒーローだと信じているところが、にくいです。なんとなく、自信のなさもあるのですが、俗にいう「いいやつ」の集まりなので、彼らの空回りが微笑ましい。

何がいい言って、主人公が年齢層が結構高い。若者だったらまだしも、どうも若くても30−40代なので、社会でもまれたビジネスピープルにおすすめです。ノリが若者なんですが、でもどこか、そうもやってられないぞ、みたいな空気もあったりと、葛藤みたいなものもあります。

完全にコメディなので、もちろん、そんな説教臭くもなんともありません。ともすると、ただのおばか映画だとカテゴライズされるかもしれません。でも、コメディだけでなくシリアス演技でも定評がある類の豪華俳優陣が出演。ジェフリーラッシュやレナオリン、クレアフォラーニなどなど脇を固める俳優さんたちが演技派っていうのも面白い。ピューイーハーマンも出ています。

実は、103はこの映画を映画館で20回も見た、今までで一番映画館に足を運んだ回数が多いベスト1映画なのです。ちょうど公開当時は海外に住んでいたのでラッキー(?)だったのですが、なんと日本では未公開。残念です!

Smash MouthのAll Starがこちらの映画とフューチャリングして大人気でした。ただ、この歌は、これ以降にシュレックで使われたことで認知度が日本でも上がったのかもしれません。でも、海外ではAll Star = Mystery Menなんです。

Smash Mouth – All Star

ビッグムービー Bowfinger

日本劇場未公開|121分

出演 スティーブンマーティン、エディマーフィー、ヘザーグラハム、クリスティンバランスキー

Bowfinger (1999) Official Trailer – Steve Martin, Eddie Murphy Movie HD

あらすじ

うだつの上がらない映画監督が大スター俳優起用に自作を売り込むがうまくいかない。思いついたのが、勝手にゲリラ的な映画製作をするという策。大スターはまさか自分が俳優で出演しているとも梅雨知らず、周囲に共演(?)俳優たちがやってきてはセリフを語り、どうも周りがおかしい雰囲気。自分がSF映画の主役だったとは!

元気が出る映画度 ポイント

設定が無茶苦茶なんだけど、どこか説得力があるのがさすがフランクオズ監督。スティーブンマーチンの胡散臭さの中に、憎めなさがあるちょっと大げさ演技も最高。共演者陣も豪華で、みんな本気でやってる設定が可笑しさを増し、おバカな役になりきってるのが笑えます。

仕事にこんなに打ち込めるって、しかもその仕事を心から愛しているのが伝わるところに元気をもらえます。しかも、それが、馬鹿馬鹿しいにも程があるというシチュエーションだから、なんだか物事をそこまで深刻に悩む必要もないんじゃない?ってエールを送られている気分になります。

仕事で壁にぶつかった人へおすすめです。

MONA(モナ)彼女が殺された理由(わけ)Drowning Mona

公開 1999年 日本劇場未公開|121分

出演 ベッドミドラー、ダニーデビート、ネイブキャンベル、ケーシーアフレック、ジェイミーリーカーティス

Drowning Mona (Theatrical Trailer)

あらすじ

冒頭でベッドミドラー演じる主婦モナが事故死。その事件を巡って、関係者がモナとの関係を回顧しながら物語が進みます。モナの夫、息子、息子と一緒に働いている同僚、その彼女、夫の浮気相手や警官たちまで、色々とモナとのいざこざがあるのです。決して、皆から愛されていたモナではないのですが、その滑稽な関係をコメディ要素たっぷりに物語を展開させていきます。

元気が出る映画度 ポイント

決して、サスペンスやホラーなどではないです。放題が、そんなイメージをつけるかもしれませんが、陽気なブラックコメディです。出てくる人たちが、完全に善人ではないのだろうけど、でも人間臭くて、憎めないキャラクター設定です。本音と建前的な会話が飛び交い、人との関係の滑稽さを上手にテンポ良く見せてくれるので、見終わってスッキリします。

これ見て、ケーシーアフレックって、結構すごい役者さんじゃん!って思いました。なんだか、弱々しい声、みため、いじめられそうなキャラなんだけど、強がる姿などが兄ベンアフレックにはない面白さ。ネーブキャンベルも、決して美人じゃないんだけど、愛嬌があってでも強さがある役が似合ってる。ベテラン陣もそれぞれ個性的にその役に成り切っててさすがです。

日常にうんざりしてばかりいるかもしれないけど、見方を変えれば結構幸せじゃん!って言うノリの映画です。一応、モナを巡る事件がテーマではあるのでサスペンス好きな人にもおすすめです。

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