【オーストラリア 横断鉄道】世界高級5つ星列車旅 インディアンパシフィック号 乗車記 シドニーからパースへ

オーストラリア
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オーストラリア 横断鉄道 インディアンパシフィック号で行く3泊4日の旅

広大なオーストラリア大陸を、3泊4日かけて東西横断するのがJourneyBeyond社が運行しているインディアンパシフィック号です。

インディアンパシフィック号の概要    l Sydney – Perth ルートの場合

国土の割に都市数が少なく、ユーカリと赤土の砂漠の大地が広がるオーストラリアの景色を堪能できる横断鉄道の旅がオススメです。

オーストラリアでも日本の高級列車志向の流れは同じで、インディアンパシフィック号は5つ星ホテルさながらの高級列車! 特に、食事が最高です。

インディアンパシフィック号の日程

Day1 夕刻 シドニー 発 《夕食》

Day2 ブロークンヒル観光 アデレード観光(オプション有)《3食》

Day3 ナラボー平原 (カルグーリー)《3食》

Day4 昼 パース到着 《朝食&ランチ》

  • 週1−2日の出発
  • パースからシドニー 間の逆の運行もあり
  • 無料から有料までオプショナルツアーあり

⇩オフィシャルサイトから

Just a moment...

気になる大陸横断鉄道の料金は? 高級5つ星列車 ハイエンドクラス限定

(2020年5月現在)/ ゴールドクラス 1人

3泊4日(シドニー からパース全行程) A$1819〜

1泊2日(シドニー からアデレード)A$639〜

2泊3日(アデレードからパース)A$1279〜

  • オフィシャルサイトでの料金
  • 日本語での日本の旅行会社経由の予約は可能
  • 1ー2人参加でベッド予約可能

ちなみに、私たちはお仕事も兼ねての乗車でしたので、大幅な割引料金で参加させて頂いています。どちらかと言うと、ハイエンド層向けの高級列車旅となります。日本でも7つ星の高級列車が人気な昨今、オーストラリアでもある程度余裕のある富裕層向けに2016年の時点で、座席のみの格安席レッドカンガルークラスの販売停止へと移行を完了しています。

私103は、ワーキングホリデー時代に1ヶ月かけてレッドカンガルークラス(バックパッカークラス)でオーストラリアを鉄道乗り放題チケットを1000ドルほどで旅をした経験があります。残念ながら、座席のみのレッドカンガルークラスは廃止されてしまい、生涯バックパッカーのGetbusylivingworldには悲しい限りです。

ただ、インディアンパシフィック号に限れば、サービスと体験を鑑みても頑張ったら庶民でも払えなくない(?)料金設定ではないでしょうか?

ゴールドクラスの室内 シンプルかつ便利さ重視 大きな窓で車窓を楽しもう

ざっくりサービスの紹介です。

  • 飛行機機内持ち込み程度の荷物を持ち込み可(それ以上あると、部屋が狭くなるので注意!)
  • アメニティは十分
  • 窓も大きく光を取り込む造り
  • 旅館さながら、夕食時にスタッフがベッド作りをしてくれます
  • 車内放送や音楽などを選べるオーディオ完備

豪華絢爛なお部屋ではありませんが、シンプルの一言に尽きます。3泊4日の中で、お部屋で時間を過ごすのは飽きちゃうかなあと心配でしたが、全くそんな気にさせない居心地の良いお部屋でした。

(4) 列車の食事とは思えない 高級レストラン級の豪華な食事

お食事は大きな醍醐味の一つです。まとめてみると、

  • とにかく高級レストラン並みのクオリティ
  • メインやサイドを選択可能
  • 毎回バラエティに富んでいたので、全く飽きさせない
  • 時間をずらした2回制になっており、事前にスタッフに、先の時間がいいか後の時間がいいか確認される
  • 指定時間に食堂車に行くと、スタッフがランダムにテーブルを共にする他のお客さんを上手く組み合わせる
  • 基本的に、心に余裕がある雰囲気を醸し出すお金持ちの乗客が乗り合わせているので、英語力が拙くてもおおらかに対応してくれる🤩
  • 飲み物はアルコール類も含めバーが開いている時間は、いつでも無料でオーダー可能
  • おつまみも飲み物同様

こんな豪華な食事を何食もいただけるので、それだけで大満足です。

また、食事の時間での他の乗客との交流が楽しいですよ。ヨーロッパからの方が多かったですが、オーストラリア人もNZ人も様々なバックグラウンドの方が勢揃いです。日本人には出会いませんでした。アジア人も出会ってないです。

イギリスに移民したギリシャ人のお話や、ジェイミーオリバーがイギリスの食文化を向上させたなんて話しているカップル、オーストラリアに移民したポーランド人の家族愛の話など、皆さん色々な話題を共有してくれました。

食事の時間は楽しいひと時です。

(5) 豊富なオプショナルツアー

長い移動中に、停車都市ごとに下車観光んおオプショナルツアーが組み込まれています。

  • 無料参加
  • 早朝であったり、深夜前であったり、変な時間帯にオプショナルツアーが組み込まれている場合があるので、参加したいかどうかはその場で決定可能

せっかくなのでアデレードのシティツーやブロークンヒルの展望台へ行くツアーなど全て参加しました。御老人が多いので、アクティブなツアーではありませんが、自分だったら止まることのない小さな町を覗けますので良い思い出になるでしょう。

その他、車窓からはこのような景色を楽しむことができたり、途中の下車中にはこんな景色もパシャリ。

何もない平原に突然、先住民アボリジニの人たちが手を振って出迎えてくれます
ブロークンヒルの展望台
途中の小さい停留所で、即席の出店
クリスマスシーズンだったので、フライングドクターヘリでサンタさん登場

一生に一度の素敵な体験になること間違いなし!

大陸の広さ、自然のたくましさ、時間の緩やかな流れが、オーストラリアならでは。日本では味わえない貴重な3泊4日になりますよ。ちょっと奮発しての、卒業旅行や退職お祝いなど、お時間と予算が許す限りとってもおすすめです。

JorneyBeyond社は他にも、オーストラリア大陸を南北に走るThe Ghan号や、 アデレードとメルボルン間のThe overland号、そしてアデレードとブリスベン間のGreat Southern号も運行しています。

TheGhan号の乗車記も今後アップして行く予定です!

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