【世界一美しい本屋】ポルトガルだけじゃない!世界本屋レポート

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世界一 美しい 書店・図書館とは

世の中で「世界一美しい」と言われている本屋や図書館が世界のあちこちにあります。特に日本人は本屋さんや図書館が大好きだという印象があります。私たちもご他聞に漏れず本屋さんにはついつい足を運ぶ種類の人間です。出版年月に関わらず、新しい本に出会うことは、新しい自分を造りだしていける第一歩。感性や知性に刺激を与えてくれる場所が大好きです。

その中で、Getbusylivingworldが実際に訪れて、気に入った世界的に有名な場所が下記の3つ。

世界の有名な本に囲まれた場所

ブエノスアイレス(アルゼンチン) Eltenneo Grnd

ポルト(ポルトガル) Livraria Lello & Irmão

リオデジャネイロ(ブラジル)幻想図書館

どちらも、甲乙つけがたくはありますが、単純に本屋として本選びが楽しかったのがブエノスアイレスの本屋さん。

(1)ブエノスアイレス El Ateneo Grand 劇場を再利用した美しい本屋

遠く南米のアルゼンチンの首都ブエノス・アイレスは大都会です。日本からは直行便もなく行きづらい国ではありますが、例えば世界三大瀑布の一つイグアスの滝へのアクセス地点として訪れる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ブエノス・アイレスは南米のパリとも表現されるほど、洗礼された街並みは本当に素敵です。石造りの歴史深いヨーロッパ風の建物と、現代風の大都会の側面も同時に持つ南米の大都市の一つです。

おすすめポイント

*元劇場をそのままデザインに取り入れた斬新な建物

*舞台がカフェで利用されていてとってもオシャレ

*庶民も利用しているローカル感

*それなのに、観光目的なお客様もカバーしてくれている品揃えお良さ

周辺は賑やかな通り沿いにあるので地下鉄駅から少し歩きますが、治安など問題なくたどり着く事ができます。我々は、エビータなどアルゼンチンを代表する有名人のお墓があるレコレータ墓地の訪問と組み合わせて、本屋さんを訪れました。

前述の通り、観光客向けの商品も取り揃えら得ていたので、ブックマーク(しおり)や絵本などをお土産で購入しました。雰囲気がとにかく格別で、ワクワク感もある開放的な造りも楽しいお買い物となります。

日本で本屋さん好きな方なら気にいること、間違いなしです。

(2)ポルト Livraria Lello & Irmão ハリーポッターの世界の様な美しい本屋

南欧ポルトガルの美しい都市ポルトにある、ここが世界一美しい!と呼び声高い本屋さんです。ポルトは、首都リスボンからも日帰りで列車で旅行できますので、ポルトガルに観光に行く場合は、日程に組み込むことをおすすめします。リスボンも起伏のある素晴らしい景観の街ではありますが、ポルトは規模もひと回り小さくとても歩きやすい観光都市です。

おすすめポイント

*ファンタジーの世界の様なフォトジェニックな内観

*木の温もりを最大限に活かしてデザイン

*観光客で常に賑わっている観光ポイント

ただ、こちらの場合、入場料を支払う必要があったり(入場料は本屋で利用できるクーポンにはなるのですが)観光客でごった返していたので、あまり庶民との接点はなさそうでした。あくまで、観光の一環で訪れると言うところでしょうか。

こちらをおすすめする人は、とにかくファンタジーの世界などが好きな方!よく映画に出てくるような中世的な雰囲気があるどこか別世界の入り口の様な場所です。

リオデジャネイロ 幻想図書館 サンバの国の超真面目な図書館

陽気なイメージいっぱいのブラジルのリオデジャネイロ。その太陽の光をいっぱいに浴びた様なエナジェティックな街並みとは裏腹に、隠れスポットとして紹介するのが幻想図書館です。

本屋ではなくローカルの人も利用している専門書を取り扱う図書館の内観が素敵すぎるので観光客がたくさんやってきています。暑いリオの街でちょっとした気分転換としてこちらの趣深い図書館をぜひ訪れてみてください。

おすすめポイント

*重厚で厳粛な空気感

*色の統一感や高い天井が歴史を感じさせてくれる

*美術館や博物館の様な厳かさ

実際、実はゆっくりできる場所ではありません。なぜなら、観光客はテーブルに手をつく事も許されてないのです。荷物を置いたりしようものなら、警備員さんたちに怒られますので十分気をつけてください。それだけ、貴重な場所である事は間違いありません。

おすすめは、リオの街並みとのギャップを楽しむ事でしょうか。開放的なビーチ天国と比べて、非常にずっしりと厳格な雰囲気の図書館のギャップがたまりません。

次点 メキシコシティ ヴァスコンセロス図書館

上記が一般に言われる「世界一美しい」本屋・図書館なのですが、その中であまり話題にならないのに、印象深かったのがメキシコシティの私立図書館。メキシコシティは下町と洗礼された都会の両面を持つ大変興味深い街です。

おすすめポイント

*まるでSF映画の宇宙船の中の様な造り

*迷路の様なデザインが斬新

*あくまでローカルの人向けの図書館

とにかく、建物内部の造りに圧倒されます。どこからのアングルもとっても面白く、シャッター押しまくりの図書館。こんな粋な市民図書館を作ろうと思ったメキシコシティって、偉大ですよね。ちょうど、日本展みたいなものをしていたので、書道がアートの様に所狭しと飾られていたのもカッコ良かったです。

アクセスは近くに地下鉄駅があるので簡単です。治安は悪くはなさそうでしたが、その地下鉄駅にも多くの警官も警備していたりと、どことなく物々しい感じはありました。とにかくメキシコシティなので、気は緩まさないように安全に観光しましょう。

昨今、書店も姿を消し続け、図書館に行くよりKindleで小説でも雑誌でも読むことができる世の中になりました。存続の唯一の方法が、もう、これしかないのだと思います。

ただ、次から次に出版される本を大量に販売し、消費していくよりも、それが建物であっても、取り揃えであっても、カフェであっても、何でもよいので、そこに行くことが体験となるような書店。そんな個性的で、目的が明確な場所が、21世紀を生き延びることができるではないでしょうか。

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