【キューバ 観光 おすすめモデルコース】世界遺産やチェゲバラに出会う旅 (4) おすすめ観光名所を紹介 サンタクララ編

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サンタクララにわざわざ行く理由があるのか?

これは100%断言するには難しいところがありますが、キューバに何度も行く予定のない人はぜひ足を伸ばしてみる価値があると言って良いでしょう。

サンタクララはチェゲバラとゆかりがある都市なので、キューバという国を観光し、体験する上で欠かすことができない町なのかもしれません。

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キューバ サンタクララ ハバナからのアクセスと町の移動について

キューバは大きな国ではないので長距離バスでの移動が便利です。私たちも各都市間はバスを利用しました。

ハバナからバスで3時間半の距離なので日帰りも不可能ではありません。また、世界遺産の町トリニダーにも同様なアクセスとなるので、ハバナとトリニダー観光の間に立ち寄る感覚でサンタクララを挟みました。

驚くことに、サンタクララの町での移動はタクシーでも市バスでもありません。なんと、馬車なのです。

ハバナにも居た人力自転車的なタクシーでもなく、本当に馬に引かれてポクポクと町中を移動します。観光で馬車が走っているのではなく、まさしく交通手段として馬車が走っているのです。

長距離バスのターミナルを出た場所でタクシースタンドがあるように馬車と運転手(御者?)さんがお客さん待ちをちゃんとしてくれていました。

事前に予約していたAirbnbの宿主の名前を言うだけで連れて行ってくれました。きっと、町が小さいので観光客が行く先は限られているのかもしれません。

私たちの予定は1泊2日で、翌日にバスの前に観光をして出発する予定だったのですが事前情報ではチェゲバラ霊廟には荷物を持ち込むことができなかったため、翌日の馬車を宿主さんに手配してもらう際、荷物も馬車で預かってくれる運転手さんを確保しました。

私たちの体験と個人的な感想でしかありませんが、キューバは治安は問題は感じませんでした。なので、荷物を預けるという手もありだと思います。ただ、ご存知の通り、平和ボケしている私たち(その頃、私たちの生活拠点は日本ではなくオーストラリアだったのですが、オーストラリアもかなり平和ボケを誘発する国です!)なので、本当は海外旅行の時にはしっかり気をつける必要ありますね。

サンタクララ おすすめ観光スポット チェゲバラに出会う

もともと私たちがサンタクララに立ち寄った理由はただ一つ革命広場にあるチェゲバラ霊廟に行来たかったからです。そこはチェゲバラの博物館でもあり、また彼の遺骨が納められています。

見応えのある革命広場とチェゲバラ霊廟 装甲列車襲撃跡も忘れずに

前述の通り、宿を出発した後、荷物を乗せた状態で馬車で観光に向かいました。当日は、半日馬車を貸し切りにしました。

博物館の中に入る時はやはりスーツケースなどの大きな荷物は持って入れませんし、預けるような場所もありませんので、ご注意ください。

まずは革命広場には5メートルは超す大きなチェゲバラの銅像が建てられています。そこには、

Hasta La Victoria Siempre 常に勝利に向かう

というような意味あいの言葉が。ゲバラが最後に家族にあてた手紙の言葉。

博物館というか資料館の中はゲバラの医者として活躍していた若い時の話から英雄になっていく過程が写真や遺品とともに丁寧に説明されています。しっかり見応えがあるので、軽く1時間は必要になるような場所です。

また、今でも炎が灯されているゲバラの遺骨が納められている場所もありますので、時空も超えてチェゲバラを感じ取ることができる場所です。

キューバ観光に来て、ここは私たちの旅には欠かせない場所だな、と深く実感しました。

余談ですが、訪れたのは真夏だったため外はかなり気温が上がって過ごしにくく感じていましたが、異様にこの博物館ないのエアコンが効いていたのを思い出します。。。

チェゲバラ関係でもう1箇所忘れてはいけないのが装甲列車襲撃跡が残る公園です。革命のときに大きな役割を果たした場所であるので革命広場と同時に観光ください。徒歩で行くにはお互いは遠いので、その理由もあり私たちは場所の貸し切りを考えました。特に真夏のキューバは暑いので馬車観光おすすめです。

キューバ料理! キューバでアイスクリームと言えば コッペリア

キューバに行くまでキューバ料理にたいしてさほど強い印象は持っていませんでした。アメリカ旅行ではフードコードなどにもお目見えするのがキューバ料理。ちょっと酸っぱいイメージでした。

私たちが住んでいたオーストラリアではキューバ料理には滅多と出会うことはありません。きっと、日本でキューバ料理をあまり見かけない感じでしょうか。

実際、キューバに来てみると、キューバ旅行歴のあったオーストラリア人上司の言葉がぴったしでした。

キューバ料理に期待するな

キューバ料理は本当にイマイチだったのです。

おしゃれな外国人向けと思われるレストランはそれなりに美味しい料理もありましたが、それでも特別感はあまりないお肉料理。一番美味しかったのは、宿で食べた朝食と夕食でしょうか。私たちが町を歩いていても、いわゆるスーパーマーケットの様なものはあまり見ません。あっても、「パン専門店」「卵専門店」といった風に何か一品に特化したお店です。パンと言っても、日本のパン屋の様な品揃えではなく、とにかく1、2種類のフランスパン的なものが山積みになっているお店。

そんな食料事情なのですが、どうも宿では、ストリートでは見ない食材が現れます。どこか、別ルートがあるはず!フルーツの盛り合わせや伊勢海老など。キューバをもっとディープに知りたいと思わせる文化がそこにありました。

ということで、キューバ料理はあまり感激するようなものではなかったので、1週間も滞在すれば食事に関してはもう十分。。。

そんな中、キューバで美味しい有名なアイスクリーム店があるとの情報が。その名も、コッペリア。可愛らしい名前です。

せっかくなのでキューバアイスを食べてみたかったので店舗を調べたところ、ハバナにあるコッペリアは少し郊外でアクセスは良くないようでした。しかし、サンタクララの店舗は町の中心にありましたので、行くならサンタクララがおすすめです。

おすすめとは言ったものの、お味に関して言えば、わざわざ行くほどの美味しさというわけではありませんので味にあまり期待しないでください。

体験としては面白いと思います。とにかく、仕組みはよくわかりません。メニュー表があるのですが、全く理解できません。そして、どう見ても、バニラとイチゴ味しか提供されていなさそうでした。。。ということで、何をオーダーしたかもわからず出てきたものをいただきました。普通のアイスです。ただ、前述の通り、あまりバラエティに富んだ食事は期待できないキューバなので、そこでこの普通のアイスに出会えたのは嬉しかったです。

子供たちや家族連れも多く、キューバンファミリーの憩いの場所といったところでしょうか。

7月26日 キューバ革命記念日 お祭り騒ぎ

そして、たまたま7月26日祝日の夜がサンタクララでした。

よく理解していなかったのですが、宿の主人が町でお祭りがあると教えてくれたので疑心暗鬼でコッペリアでおやつを食べた後、そのお祭りとやらを見に行きました。

とにかく、人、人、人の大騒ぎの雰囲気です。日本の夏祭りの様なイメージでしょうか。

移動遊園地もやってきて、子供たちもブランコの様なものに詰め込まれて夜中いっぱい大はしゃぎです。

全体的に街灯が少ないからかすごく暗いのですが、周りは人でいっぱい。そして、屋台も出ています。そこの相場が安すぎたので、そこで私たちは失敗をしてしまいます。

その頃、CUCとCUPという2つの通貨があったのですが、祭りには観光客と思われる様な人は誰もいません。もちろん、アジア人の姿も皆無。だから、祭りの通貨は地元の通貨CUPでした。だから、とにかく安いのです。ビールいっぱい1CUPほどなので4円ぐらいでしょうか。なんだか安すぎるので感覚がおかしくなって、そこで

ビール、美味しくないピザ、豚肉(丸焼きの豚がぐるぐる回っています)、ソーセージサンド

などなど、次から次へ屋台ホッピングをしました。決して、美味しくないのですが、物珍しかったため色々と試してみたのです。

そして、次の日から数日間、私たちの旅史上最悪の食中毒に侵されるのです。本当に辛かったです。。。

また、この祭りでキューバ人を観察して面白かったのが、意外にノリが悪い(笑)

バンドが来ていてキューバ音楽をライブで演奏しているのですが、観客は無言でじーっとそれをみているのです。イメージではサルサなどでダンスが好きで、自然と音楽に合わせて踊り出す人たちなのかと思っていましたが、そこにいる何十人、何百人の人はただじーっと音楽を聞いていました。踊るでもなく、歌うでもなく、声を出すでもなく。残念ながら、これが、サンタクララだからだったのかはわかりません。一番、沸いていた音楽がイーグルスのホテルカリフォルニアのスパニッシュバージョンです。

とても不思議な夜でした。

キューバのディープさを楽しめたのがサンタクララです。そして、次は世界遺産の町トリニダーを紹介します♪

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