2026年4月、10日程度でスリランカをバスで巡りました。
昨年の洪水被害によりスリランカの一部で鉄道が引き続き停止したままの区間もあったためバスでの移動を選択。本当は事前に予約が完了できる鉄道旅が安心ですが、今回は事前予約もできなければ時刻表も事前に確認できないバス旅となりました。
注:オンラインや宿の人を通して、事前予約できる観光バスやハイヤーカーも存在しますが、料金が10倍近く高い可能性もあるため現地でローカルバスなどを利用しました。

Day 1 コロンボ泊
Day 2 コロンボ→ダンブッラ(観光)→アヌダーラプラ泊
Day 3 アヌダーラプラ(観光)泊
Day 4 アヌダーラプラ(早朝ウィルパット国立公園観光)→ダンブッラ(乗換)→ポロンナルワ泊
Day 5 ポロンナルワ(観光)→ エコパーク(観光)→ シギリヤ泊
Day 8 シギリヤ(観光)→ ダンブッラ(乗換)→ キャンディ泊
Day 9 キャンディ(観光)→ ヌワラエリヤ泊
Day 10 ヌワラエリヤ(観光)→ コロンボ泊
Day 11 コロンボから国際線の夜行便
訪れた町は7都市と2箇所の野生動物鑑賞。
スリランカには美しい海岸都市もあるようですが、今回は拠点のコロンボと茶畑が有名なヌワラエリヤを除いたら、スリランカの文化的な側面に触れることができる都市を選びました。
ローカルバスの注意点! ※あくまで自分の経験した情報です
- 時刻表、料金表はほぼ無し(乗車前に車掌さんに確認)
- 料金は車内で出発後に車掌さんに支払い。額は事前に口コミなどで調べたものと違いあり。ただ、口コミもそれぞれかなりの違いがあったので実際のところ決められた料金があるのか不明。
- 料金支払いは現金のみ。大きな額過ぎるとお釣りがもらえないこともありそうだが、多少のお釣りはきちんともらえた。
- 大きな荷物はバスの後ろの荷台的な場所(一旦預けるとアクセス不可)へ突っ込まれるので、汚れる。
- 席は自由席で長距離であったとしても立ち席になる可能性も大いにある。たまたま近くが空いたら座れるけど、結構みんな降りない。
- ほとんどのバスが2−3列シートなので、通常の2−2列バスよりも1席が狭い
- 乗客がお互いあまり会話することはない
- 車内が暑くて渋滞停止の過酷な環境であっても騒々しい狂気じみた音楽がなり続ける
- 運転は日本の感覚で言うと相当荒い。バスであってもどんどん追い抜く。シートベルトも無し(ヌワラエリヤの山道が一番恐怖でした)
- ローカルバスとは別にエアコンの付いた日本の高速バスみたいなバスもあるが、バスターミナル等でそのバスにたまたま遭遇するのは難しかった。
スリランカ各都市間のバス料金
| 発 | 着 | 料金(1人) | 時間 | タイプ | |
| ① | コロンボ | ダンブッラ | 1,460 | 3時間 | ACバス |
| ② | ダンブッラ | アヌダーラプラ(新市街) | 315 | 2時間 | ノーマル |
| ③ | アヌダーラプラ(旧市街) | ダンブッラ | 250 | 1時間 | ACバス |
| ④ | ダンブッラ | ポロンナルワ | 250 | 1.5時間 | ノーマル |
| ⑤ | シギリヤ(シギリヤロック前道路) | ダンブッラ | 100 | 1時間 | ノーマル |
| ⑥ | ダンブッラ | キャンディ | 445 | 5.5時間(※1) | ノーマル |
| ⑦ | キャンディ | ヌワラエリヤ | 640 | 3時間 | ACミニバン |
| ⑧ | ヌワラエリヤ | コロンボ | 1300 | 6時間 | ACバス |
※1 ダンブッラからキャンディまでは3時間程度で到着するはずなのですが、道路渋滞のため5時間以上かかりました。何か事故があった等ではなさそうだったので、もしかしたら時間帯により日常的に起こっている遅延の可能性があります。理由は抜け道がなさそうな山道を越えるルートだった事とキャンディ周辺が多方面からの道が合流しているためでは無いかと想像しています。
スリランカバスのタイプ AC付きとノーマル
スリランカのバスのタイプはAC付きとノーマルの2種類があります。
AC付き
こちらはエアコンも装備された日本の高速バスのようなバスです。料金もノーマルと比べて日本円で考えると高い訳で無いのでこちらに乗りたいのですが、現地で情報を得るのはかなり厳しく、事前に口コミなどを参考にしておくことをおすすめします。
アヌダーラプラとキャンディは宿の人にACバスが乗れそうなターミナルを聞いてからそこに向かいました。ただ、宿の人もあまりバス事情は把握してなさそうな人が結構いました。
乗り降りはあまり無いです。特に途中から乗ってくるパターンはあまりなかったですが、降りる場所は希望に沿って、声さえかければどこでも下ろしてくれそうでした。

こちらのバスは表の⑧ヌワラエリヤからコロンボのACバスの車内です。かなり快適なバスです。USB充電もできます。

ヌワラエリアバスターミナル現地で予約無しにたまたま乗ることが出来たバス。通常は皆さん事前に予約をしていると、スリランカローカルの家族連れの方から教えてもらいました。今後の参考にしてください。海外からも予約できるのか、携帯番号などは必要ないかなどは不明です。見たところ8割程度の人は事前予約している様子でした。料金も事前予約と現地回収が同じでした。
★事前予約サイトはここ
ノーマルバス
エアコンがなく短距離でも乗り降りが激しい日本の市バスのようなバスです。大体が左列が2席、右列が3席です。ではイメージ画像をどうぞ。

賑やかさが伝わってくると思います。内装と音楽の賑やかさとは相反して、乗客は至って真面目な面持ちで静かに乗っています。
写真の右手前方にホワイトボードに始発の発車時刻と到着時刻が殴り書きされています。きっと、時刻表的なものが実際はあるのではと途中から推測していたのですが、最終的に不明なままです。
私たちは全体を通して立ち席で乗ることはたまたまなかったです。どうにか座れました。多くなれば、通路にも折り重なるように人が立つことになります。元々席が狭く、通路の幅も狭いのですが、それでも人はどんどん詰め込まれて行きます。その身動きが取れない状況でも、車掌さんは前から後ろへと料金回収に歩き回ります。ノーマルバスの車掌さんの仕事はかなり厳しい仕事であることは間違いありません。
経由地 ダンブッラ
表からもわかるようにダンブッラという都市がちょうど各都市の中心地で、経由地点となっています。旅程を組む時にここで勘違いしない方が良いのは、ダンブッラが決して大きな町である訳でも、きちっとしたターミナルがある便利な場所でもないことです。だから、私たちのようにダンブッラは経由都市とする程度で十分なのではと思っています。
世界遺産の洞窟遺跡があるので3時間程度の観光はどこかのポイントですることはおすすめします。

遺跡アクセス(バスターミナル基点) トゥクトゥク片道 400ルピー(10分)
入場料 3000ルピー ※荷物預かり 1個につき150ルピー
ダンブッラのターミナルですが、ターミナルと聞けば下記のようなターミナルがあると思われるかもしれませんが、ただの混沌とした道路です。

ダンブッラに到着してバスを降りたとたんに声かけに飲まれますが無視してください。中には、トゥクトゥクでどこかに行って別のバスに乗ることなどを提案されます。もちろん乗ってないので比較はできないですが、わざわざそんなことしなくても目的地には問題無く到着できています。あまりにたくさんの声かけがありすぎて誰に聞いたら良いのかわからなくなりますが、バスから降りてきて行き先を叫ぶ車掌さんたちに声をかけることをお勧めします。希望の行き先を伝えると、そのバスなのか、どこで待てば良いのかなど教えてくれました。バスにも行き先の表示はあるのですがそれが最終目的地とかだった場合、自分が行きたい場所がそのルート上にあるのかわからないので、表示を当てにするのも得策ではないです。
バスターミナル付近は食堂やお店はあるので、ここで常に何か買い出しはできます。トイレもあるレストランにも立ち寄ったので、心配な方は毎回ダンブッラのレストランで休憩することもお勧めです。バスの車内にトイレはありません。トイレ休憩があったのも⑧の長距離移動だけでした。
ダンブッラに何度も行き、声かけと戦ううちに、もうダンブッラに行きたくないと最後の方は思っていました。でも、そこで乗換ないと先に進めないのです。
バスではなく車をハイヤーをする
表で④と⑤の間はバスでは無く車をハイヤーして移動しました。
ポロンナルワ → エコパーク(象に会える公園)→ シギリヤ
というルートです。
象といえばミンネリヤが有名なのですが私たちの訪問した4月はミンネリヤよりエコパークがお勧めとのことで動きのなかに組み込みました。どこかの都市からツアーに参加するより移動も簡単にできるしお勧めです。

同じような4輪駆動でホテルピックアップからエコパークそしてホテルまで荷物ごと運んでくれます。エコパークの入園料も含めて26000ルピー(2名分)でした。
通常、交通機関もホテルも全てしっかりきっちり事前予約をする旅のスタイルなのですが、スリランカだけはそれが叶いませんでした。色々な方の口コミをいくら読んでも、人によって情報が違ってくるのがスリランカ。皆さん間違った情報という訳では無く、何かその時の具合でどうしても何かが変わってきてしまうのがこの国のバスなのではと思っています。
ぼったくりのような経験もありませんでした。気づいてないだけでぼったくられた可能性は置いておいてですが。。。
鉄道が走っていれば事前予約ができる列車を予約していたのですが、今回は全てバス移動を体験し、この経験はぜひ皆さんにシェアしたいと思いまとめてみました。何かしら役立てば嬉しいです!

