北米に行っていた頃は英語試験と言えばTOEFLかもしくは日本国内でメジャーなTOEICしか知りませんでした。しかし、NZとオーストラリアに行く前に知ったのが、日本と北米以外の英語圏でhIELTSが一般的だと言うことです。
IELTSとは
公式サイトによるとIELTSとは
英語力証明のグローバルスタンダードテスト
IELTSは世界140ヵ国の1,200以上の会場で受験することができます。
IELTSオフィシャル英語センター https://www.eiken.or.jp/ielts/
と言うことで、世界で認められている公式な英語テストです。
コモンウェルス(イギリス連邦)の国々ではIELTSを永住や留学の際に取り入れています。カナダに留学中は、さほどIELTSについて知らなかったのですが、オセアニアになると一気にTOEFLが影を潜めます。
IELTS 受験理由
103の体験談に沿って、一般的な受験理由をご説明いたします。
- 留学のため
- ビジネスビザや永住権のため
- 英語学習の一環(履歴書に書く)
(1) 留学のため Academic Module
高度な学校機関にNZやオーストラリアで通いたい人は必ず一定の点数が必要になります。
IELTSにはGeneral とAcadmicという2つのタイプの試験が用意されています。留学に必要なのはAcademicの方。ということは、Generalが必要になるのは残りのビジネスビザと永住権のためということになります。
大学レベルですと、点数はポイント7程度は必要になるのが一般的です。どれくらいの程度かと言いますと、103はTOEIC910点でIELTSがGeneralでポイント7です。
TOEIC勉強法大公開♪
もちろん、TOEICとIELTSの点数がそのまま同レベルにはならないことも多々あります。なぜなら、IELTSは筆記試験なので本当の使える英語力が必要になるのです。テクニックでどうにかできるTOEICとは違います。なので、一般的にTOEICの点数の方が良くなる傾向があります。
必要な点数がなくても大学付属の語学学校の入学コースもありますが、こちらは早い様で実際は資金や時間はかかるかもしれません。どちらかと言うとお金持ちのアジアの国の学生が出席していることが多いです。こちらのコースを終了するが大学入学の切符になるので。時間をかけてゆっくり英語を学ぶ余裕がある人は良いのですが、自分の力(資金力)で大学に行こうと思うとIELTSの点数をクリアすることに力を注いだ方が賢明だと思います。
(2) ビジネスビザや永住権のため General Module
就業が目的で滞在可能なビザや永住権のために、最近は徹底的にIELTSが導入されています。ビザの種類によっては、地方企業のスポンサービザである場合は免除されることもありました。なので、意外に、IELTS必要だと思って準備したのに、提出を求められていない人もいます。103の場合がそうでした。
一般的にGeneralの方がテストの難易度が下がるのでGeneralを受験のする人が多いのですが、もちろんビザのためにAcademicの点数を提出しても問題ありません。ただ、点数が伸びない可能性が高くなります。
最近では永住権のハードルもかなり高いのでより高い点数が求められます。103の周りにはポイント7は必須という人が何人かいました。
オーストラリア永住権についはこちら♪
(3) 英語学習の一環として TOEICよりおすすめ
IELTS勉強 実用的
どうしても、IELTSの学習理由に最初の2点がきて、やりたくなくても勉強しないといけないので学習をする、という人が多いです。例えば、103は結果としてIELTSなしでオーストラリアの永住権を取得し、永住権があればIELTSも必要がないのでDimplomという資格も勉強できました。
なら、IELTSの学習が不要かというと、全くそうではないのです。
英語学習の一環として、IELTSを勉強することは理にかなっていると信じています。特に、TOEICよりも英語力アップにつなげることができます。
IELTSには4つの英語力の指針があります。
- Listening
- Reading
- Writing
- Speaking
4つの力を万遍なくチェックしてくれるので自分の強いところ、弱いところが見えてきます。点数に顕著に現れますし、何度か受けても大体同じようなバランスになるものなのです。
例えば、実用的に役立った一例を挙げると。
Writingの項目に、チャートやグラフを説明するというものがあります。勉強しながら「必要になるのかな」と少し懐疑的に、「増加する」や「減少する」などの言葉の何通りの言い回しを覚えたものです。そして、実際にオーストラリアの企業で働いている時です。WeeklyReportと言うことで、この試験さながら集客などの推移をレポートしなくはいけませんでした。やってて、よかったと言うことを実感できた瞬間でした。この場合、単語知っているだけでなく、文章にできることが大切です。
IELTSの勉強は実用的なのです。
また、同じWritingのお話にはなりますが、意外に難しいのが
- 単語の綴り
- 冠詞 A?The?
- 複数形か単数形か
など、英語をしっかり理解していないと間違えます。なぜなら、ほとんどの問題は記述式なので適当に答えることができないのです。
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TOEICの落とし穴
ただ、やはり日本で英語力を示す場合は圧倒的にTOEICですよね。この傾向はこの何十年と変わってない。日本の一般企業で面接を受ける機会があったのですが、「IELTSの点数をお持ちですが、IELTSを受ける方は珍しいので、理由を教えてください」と聞かれました。
日本で就職される際は絶対TOEICも並行して履歴書に記載しないと、日本では英語力の指針としては知名度が未だに低いIELTS一本でいけないのが悲しいところです。
TOEICの場合、皆さんご存知の通り、選択式です。答えがそこにあるのです。もちろん、惑わされる4つの選択肢が並べられてはいますが、少なくとも1つは正しい答えですね。
IELTSに関しては、それがありません。自身の言葉で答えを記入していかなくてはなりません。
これは、日本の学習様式の問題になってしまう話にはなりますが、常に正しい答えを選ぶことが正解という学習法は、その学んでいる対象を理解しているというわけではないのです。
自分の頭で答えを導き出せる力をつけてくれるのがIELTSの学習です。点数を上げるためにTOEICに傾倒してもそれが利用できる分野(日本企業における採用や出世)がありますが、本当に英語を活かして生きていくために英語力の土台を作ってくれることに直結しているのがIELTSです。もし、皆さんがTOEICで点数を稼ぐことが必要なく、ただ純粋に英語力をつけたいならIELTSの勉強をおすすめします。
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