【オーストラリア不動産投資目的購入】大金持ちで無くても不動産投資は夢じゃない リサーチ編

不動産
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オーストラリアで不動産を購入するための準備についてはこちらで細かく説明してしています。

モーゲージブローカーの役割そして頭金がどの程度必要かを頭に入れた後は、実際、どの様にして物件を見つけるか、です。

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オーストラリア 物件探しは物件サイト Realestate.com

都市部に行くと、いまだに物件が所狭しと印刷された無料の不動産ペーパーの様なものがカフェなどに山積みにされていますが、きっと、その姿が消えるのも時間の問題かと思います。オーストラリアでは、オンラインでの物件探しが主流です。

(1) 物件サイトの大手 Realestate.comの使い方

2社大手があります。

Realestate.com

Domain.com

2社とも使い方や掲載物件数などほとんど変わりないです。履歴からの検索を考えても、どちらか一方のみを使う様にした方が効率的です。私は、先に使い始めていて使いなれた前者のみを使うことにしました。

サイトは至ってシンプルです。

白枠のところに興味のある地区を入力します。

  1. 一軒家なのかアパートなのか
  2. 最低ベッドルームの数
  3. 最高ベッドルームの数
  4. 最低限の不動産価格
  5. 最高額

上記から自分が探している物件帯を絞ってください。さもないと、かなりの大量な情報が検索されてしまいます。

全てにおいて自分の理想的な家の+ー1づつの部屋数を入れ、また価格帯も予算の$100000(100K)前後を入れてみてください。

例えば、ケアンズシティのアパートを探してみます。Filter機能を使えばさらに絞っていけます。

予算 $300K |ベッドルーム数x2

他にもバスルームと駐車場の数も選べます。あまりこだわりがある人が少ないでしょうが土地広さと新築かそうでないかを選べます。

ベッドルーム

2部屋以上が無難です。

ただ、賃貸を考えている場合は、貸し出すターゲット層を意識してください。例えば、学生に貸すのか、家族に貸すのか。オーストラリアでは、学生であったとしても、日本の様に1人の人が1ルームの様な形で住む事は少ないです。選択肢が少ないのもあるし、また他の人とシェアすることに抵抗がないことも理由と考えられます。一方、家族の場合、カップルのみの貸し手でも2−3部屋を希望する人が圧倒的に多いです。日本の様に1LDKの様な形を選択しないでしょう。来客用のベッドルームを追加で一部屋準備しておくというのが一般的です。

バスルーム

2つ以上が無難です。

自分がそこに住んで人に貸した前提でも、バスルームをシェアすることは避けたいと思うのがオーストラリア人です。その物件に入る世帯数に合わせたバスルームの数がベストです。

(2) オーストラリア不動産購入 場所の選び方

通常の日本人の方の場合は、自分が住みたい場所を選んだ方がいいのではないかと103は考えます。オーストラリアの不動産購入のテクニック指南書には、「住みたい場所と投資物件とはイコールでない」、とあります。純粋に不動産投資目的で、値が上がったら売るという強い目的を持っているバイヤーが多いからです。しかしながら、その様なハイリスクを伴う勇気がない限りは、結果的にそこに自分が住んでも良いなと思える場所に購入した方が安心です。

もし、値が下がったらどうしよう、投資に失敗したらどうしよう。。。と不安になりがちだと思います。なんと言っても安くない買い物です。だからこそ、将来的にそこに自分が住むことになっても良い場所の物件を買っておきたい、と考えて私は自分の家を選びました。

よく言われていたのが

  • NSW州やVIC州の都市部:新築アパート建設ラッシュで買い時
  • WA州(パース)やNT州(ダーウィン):観光やマイニングなどで需要が見込まれる

の様な、ことがずっと言われ続けていましたそのブームが終わった現在、その様な地区はぐんと値段を下げています。ブームにうまく乗って、売買をすれば大きなリターンがあるのでしょうがそのサイクルが意外と短いので、かなり度胸と時間が必要になる作業です。

オーストラリアはもう過去10年以上、不動産バブルだという言われ続けていますので、いつ急激な価格の下落に陥ってもおかしくないのかもしれませんが、それでもブームに乗っていない通常の物件はじわりじわりと値段が上がって行っています。現在の様なコロナ渦(COVID-19)でさえ、不動産界は活発な動きを続けています。オーストラリアの国を挙げて、不動産産業は最重要ポジションに位置していることが見て取れる動きですね。

Realestate.comでは現在売りに出されていない物件は過去の売買の推移を見ることができます。

ランダムに選んだある物件ですが、2012年の$187Kから現在の約$300Kへの上昇がわかります。この様な物件が意外に一般的に多いです。

(3) オーストラリア 物件のタイプ選び方 アパートOR一軒家

価値が上がる傾向にあるのは一軒家でしょう。

日本の様に新築で購入した後は価値が下がっていく様な仕組みではありません。場所によっては、例えば、1930年代に建てられた外観をキープしてつつ、内側はリノベを繰り返してモダンにしているおしゃれな家がたくさんあります。そう言った家を好むオーストラリア人が多いです。

一時期、アパートへの憧れの様な熱もありましたが、一軒家の方が不動の人気があります。中国本土や香港の人たちが好むのは、その様なタイプの物件ですが、その流れも下火になっています。

ただ、移民の多いオーストラリアなので、学生も含めた貸し手が外国人という事も多々あります。アジア系の人たちは新しい最先端のものを好みますので、特に都市部中心ではアパート人気もいまだにあります。ただ、建築過多は否めないので、価格が思うように上がっていない場所もたくさんありますね。

また、気を付けないといけないのが、オーストラリアのアパートの管理費(Strata料金)がバカにならないぐらい高額なことがあります。3ヶ月に1度数千ドルの支払いが来る事も。管理費なので、エレベーターやプールなどがあるアパートだと高額になりがちです。賃貸で収入を得ている場合は、TAXリターン(年末調整や確定申告の様なもの)で管理費を経費計上できますが、この支払いは長くなってくると案外気になるものです。

その変わりLand taxという税金免除や、賃貸保険料が安いなどと、一概に一軒家と比較もできないのですが、購入時にとにかくこの管理費を頭に入れておかないと後で頭を悩ませる種になってくる可能性があるので要注意です。

日頃からRealestate.com を見ていたらだんだん目が肥えてくるはずです。自分が気になる地域をリサーチするには十分なテクノロジーです。私は、実は、不動産購入はオンラインで完結させています。購入した物件に実際足を運ぶ事がなかったです(物理的に遠くて無理だったというのもあるのですが)

常にリサーチを続けて、そして気になった物件を見つけたら次のステップとして不動産屋さんへの連絡です。それは、また次回に。

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