【ワーホリ失敗なし オーストラリアでビジネスビザへつなげる姿勢】ワーホリは就職が不利は事実ではない 

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ワーホリ|ワーキングホリデーで失敗しないためにすべきこと

(1) ワーホリ就職 不利じゃない

ワーホリビザは、オーストラリア人や永住権保持者より不利です。何が不利かというと、働ける期間が限られていることだけ

オーストラリア企業で採用担当を10年近く勤めました103が言えるのは、採用者からしてみると実は永住権のスタッフよりワーホリスタッフが重宝したくなる事が多々あります。

ワーホリを雇いたい理由
  1. 永住権スタッフはいつ辞めるかわからないが、ワーホリスタッフの場合はビザを満了して働いてくれる人が多い=人員コントロールがし易い
  2. 日本での社会経験が即戦力となり、一生懸命働いてくれるワーホリスタッフが多い

#1 ワーホリビザ満了で長く働ける人材アピール

ワーホリの人はこのポイントを存分にアピールすべきです。

日本では就職した企業で一生働く気持ちで入社する人が多いですが、オーストラリアでは転職が当たり前です。2年も働けば「長い」なんていわれかねません。また試用期間(3〜6ヶ月)で辞める人も多いです。

ワーホリの人は、色々と上手くやれば州にも職種にもよりますが最長21ヶ月(ファースト9ヶ月+セカンド12ヶ月)も働けるとしたら、これは企業としては大変助かる人員となります。

この事に気づいている企業もありますので、期限があるワーホリビザだと不利かと先入観がある人がいたとしたらそれは間違いです。

#2 ワーホリ 即戦力

即戦力になってくれる人もワーホリスタッフでたくさんいました。

別に専門職で何十年の経験の話をしているわけでなく、ある程度日本企業で働いている人は企業の求めるものを習得している人が多いです。

オーストラリアでは、前述の通り、長く一つの仕事をする事があまり良しとされない考え方もあるので、少し経験したら「はい、次」と転職しています。それぐらいの気持ちでもOKな、かなりゆるい感じで働く事ができるのがオーストラリア。

しかし、日本の社会でもまれた人たちは一生懸命自分の職務をこなしてくれます。そして、そのクオリティが高い人が多いです。

ワーホリ 就職 不利にしない

しっかりその国がどの様な人が重宝されるのかを知っていれば、決してワーホリビザでの就職でも全く不利ではないです。

そのためにとにかく戦略を持ってビザを利用しましょう。

103が採用したワーホリスタッフには特に最近多かったですが、入国して最初にファームを88日間を完了させる計画の人がいます。これは、企業にとってとても嬉しい事です。

一旦採用した人が、慣れた頃にファームに行かないといけなくなると、そこで少し不利になる可能性があります。通しで21ヶ月働ける人材の方が良いに越した事がないです。

とにかく、渡航をした後にどうしようかと考えよう、と流暢に考える暇はありません。採用企業としてはとにかく長く責任を持って働ける人材は最高なのです。

(2) ワーホリからビジネスビザへつながるか

ワーホリで仕事をゲットした後は、とにかく企業にとって有益な人材でいましょう。

ワーホリで有益な人材とは
  1. 企業が何を求めているか理解してそれを提供する
  2. 自分の立ち位置を理解して周りと円滑な関係を構築する

#1 ワーホリ就職 求められるもの

これは、仕事によるので答えは無いですが、あまり「海外ではこうだ」と頭でっかちにならず謙虚に自分のやるべき事に集中する事が大事です。

例えば、ホテルのフロントの仕事だとします。

  • お客様のチェックインやチェックアウトの円滑な作業
  • お客様へホスピタリティーを上手に表現する
  • 決められた時間で作業を完結させる

の様に、何点かその業務のポイントが思いつきます。

そこに例えば、

  • お客様と話がはずんで、延々とお客様と話を続ける
  • 作業は早いけど、笑顔がない

一方の面だけが優れていても、その反対の面に目がむいてない人材は企業に有益だとは言えません。

その仕事に何を求められているのかを理解した上で、足し算・引き算をしながら業務を行える人材は大変重宝されます。

#2 ワーホリ就職 立ち位置

海外なので主張しないとダメだと思い込み、周りの調和を乱してまで主張をすることは懸命ではありません。

オーストラリアで長年働いて、暮らした結果知ったのは、オーストラリア人は本音と建前があります。日本人に似ているポイントでした。

輪を乱すことをあまりよしとしません。アメリカなどと比べると、自己主張をする人は少ない傾向があります。

例えば、

同じ仕事に長く就いているスタッフがいるとします。その人のやり方が非効率だと見えたので指摘します。

ただ、大きな枠でものを考えると非効率に見えている仕事が実は意味があるステップを踏んでいる可能性もあります。

ここで、海外なので自分の主張を通した方が良いと思い、チームの輪を乱すタイプの人がいました。

もちろん、出る杭が打たれるという事も言えるのですが、あまり謙虚さを欠いた態度がオーストラリアでいえば歓迎されない可能性もあります。周りのスタッフとどこまで上手くできるかの人間力というのはとても大切な要素なのです。

(3) ワーホリからビジネスビザへ

企業から有益だとみなしてもらう事が一番重要です。

ここで迷い所が、ビジネスビザをサポートしてくれるかどうかをどのタイミングでボスに確認するかです。

103の経験上、面接時点でビジネスビザのサポートをお願いすることは賢明ではありません。

求人に「ビジネスビザサポート」と書いてある場合、100%信じない方が良いかもしれません。ビジネスビザも永住権もそんな簡単なものではないです。過去にサポートした実績があればノウハウを知っていてスムーズにビザサポートしてくれる可能性はありますが、そうであったとしてもビザを得ることは難しいです。

ただ、過去に実績がなかったとしても、自分で実績に導く手もあります。どんな職場であっても、自分のやり方次第でその道を自分で作る事もできます。実際、そういった人たちを見てきました。

サポートがあるかもしれないからそこで働くというより、自分の力が発揮できる職場を見つけた方が道が開ける可能性が上がります

結果を出さないで、面接時点でビザをサポートしてもらえるか聞くのはマイナスイメージをつけるリスクがあります。「この人、優秀じゃん」って思わせてから、ビザに繋げていった方が戦略としては理にかなっています。

この認めてもらうというプロセスがない限り、企業がビジネスビザに尽力を注いでまでその人材を引き止めようとは決して思いません。企業にとってどれだけ自分が重要な人材なのかをアピールできる人が次のステップにつなげる事ができる人です。

実はこのお話は103本人の体験談としてのアドバイスです。

NZでもオーストラリアでも、ビザを満了して働いた結果、ビジネスビザのオファーをどちらの国の企業から頂きました。NZは次のオーストラリアのワーホリを決めていたのでお断りをしたのですが、オーストラリアの方はオファーをいただいた企業で10年以上働き永住権もサポートしてもらえています。

自分からビジネスビザの事は話しませんでした。与えられた職務を期待通りに一生懸命こなした結果、企業側がもっと長く働いてもらいたいと思ってくれたのです。これが、大切ではないでしょうか。まずは、結果を出す。そこに次のステップがつながっていきます。結果なしには、相手を動かす事はできないのかもしれません。皆さんが良い結果に繋げていけます様に!

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