【オーストラリア不動産投資目的購入】害虫駆除ペストコントロールと住宅建物診断

不動産
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遂に、希望の住宅へオファーを出した後、Yes回答がやってきました。この後のコントラクト・契約の手続きは全てソリシターや弁護士がやってくれます。

その中で、自分で手配したものが住宅建物診断です。Building Inspectionと言います。また、害虫駆除Pest Controlという診断も必要になる場合がありますが、たまたま私が購入した家がタスマニア 州にあったためタスマニア 州に関しては害虫がいないので不要な診断となりました。通常のオーストラリアの州では必要になってくるでしょう。

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建物診断のステップ

建物診断は必ず行う予定だったので、業者さんを見つけ始めていたのは実はオファーを出し始めた頃でした。サービス内容や価格などを先にやり取りしておくことで、購入が決定した日に業者さんに連絡して診断をお願いしました。

ここでもやはりプロの建物診断を行なっている業者さんに頼むことになります。見つけ方は基本的に不動産屋さんやソリシターを見つけた時と同じでネットで調べて何社かに連絡して反応が良い方へお願いをしました。

正解はないかもしれませんが、私が重要視するのはリスポンスの速さ、正確さになります。特に海外オーストラリアでは日本の様に丁寧で迅速なカスタマーサービスが絶対に提供されるという補償は全くありませんので、自分で様子を見ていくことが重要です。その際、価格が1割程度高かったとしても、コミュニケーションのとりやすさを重要視するのが大事だと思っています。

業者さんには

  • 住所
  • 不動産屋の連絡先

を知らせるだけでOKです。業者さんが不動産屋に連絡を自分で入れて、日程をアレンジしてくれます。私の場合は、購入と同じ週には診断作業を行なってくれました。価格はGST(税金)込みで500ドルでした。これは、家の広さなどによって変わるそうです。

当日、診断作業が終わった後に電話をくれまして、「問題がない」旨を伝えてくれます。その後、詳細のレポートは24時間以内にメールにて送付するという約束通りの仕事をしてくれました。当日の電話以外は全てメールでのやり取りでした。

レポートの内容と交渉

40ページ近くのかなりボリュームのあるレポートが届きました。

敷地内の全て、屋根や建物の下など徹底的に検査をしてくれ、写真付きの詳細が記載されたものでした。概ね、何の問題もないという結果ではあります。

私は、単純に本当に建物構造に問題がないかというチェックだけだと思ってい他のですが、後で考えてみたら、ここでの指摘を売り手への値段交渉をするための材料になっていたというポイントです。ここはかなり重要となります。

受け取ったレポートはソリシターへ共有し、ソリシターが追加で値段交渉をしてくれました。

3つの追加交渉をソリシターがオファーしてくれました。

  1. オーブン上のレンジが壊れていたのは、売り手が直した状態にする
  2. お湯のタンクの下にトレイが敷かれていないことへ500ドルの値引き
  3. 玄関の階段に手すりがない

1、2は売り手の不動産屋さんからOKが出ましたが、3については相場を提示するために私が手すりをつける業者を探してQuote見積もりを何社か入手しました。その中で、一番高い額の2000ドルを値引き交渉をし、OKが出ました。

実は、2のトレイは業者に確認すると、あってもなくても結局OKだったのであえてトレイを購入する必要はありませんでした。ただ、結局、私は後々、お湯タンクの量を増やしたかったのもあり、購入後に新しくしました。

3についても、自分で暮らすだけならもちろん手すりはあってもなくても問題ありません。ただ、人に賃貸するという観点で安全上の問題で結局、手すりも後々自分で業者を探してつけてもらう作業をしました。

このように、プロの建物診断の人が入ることで、何かしらの交渉ネタが出てくるはずですので、500ドルの費用がかかったとしても価値が十分あるプロセスだと思います。

前の記事でも触れましたが、クイーンズランド州で家を購入した友達はペストコントロール害虫駆除の診断で問題が見つかったので、購入前にに売り手に駆除費用を持ってもらったと言っていたので、このステップも必要がある州だったとしたら決して省くべきものではなさそうです。

オファーを出して、購入が決定した直後は次から次へとローラーコースターの様に様々な事務処理が発生していきます。その中の一つが診断系のリポートです。他に同時進行であるのが、デポジットの支払いになりますので、次は初めて大きなお金が動くデポジット関連の記事の予定です。

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