【オーストラリア 永住権から日本帰国】1年を振り返る 条件の厳しいコロナ禍で それでも海外移住をすすめる訳

永住権・海外移住
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私たちGetbusylivingworldがオーストラリアより帰国して、日本で本格的に生活を開始して1年が経とうとしています。たった1年で、3度の転職をしたからこそ言える、日本で働くこと、また海外移住をすすめる思いを総括していきます。

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オーストラリア永住権 取得 ゴールでありスタート

永住権については過去の記事で色々な角度でお話してきています。私たちのトーンとしては、決して生やさしいものでないもの、という印象を与えてしまうかもしれませんが、それは現実だからです。How toを伝えることはできません。人それぞれその方法が違うし、場合場合で同じ状況でも結果が異なることが多々あるのです。

それでも、その様々な状況で永住権を取得している人はたくさんいます。その人たちの実体験を聞くことが、永住権に奮闘されている方の答えを導き出すきっかけになるのではないでしょうか。

2019年末、コロナ前に、オーストラリアから長期的な一時帰国をするために日本に帰国しました。その時点で、オーストラリア永住権は取得済です。2012年に取得していたので、一度はリターンビザを更新しています。そこに至るまでは大まかには下記が時間軸です。

2007年 ワーホリ

2009年 会社スポンサーのビジネスビザ

2011年 同会社で一般職から管理職のタイトルをもらう

2012年 同会社によるビジネスビザから永住権への切り替え

これが、私103が永住権を取得した方法です。シンプルですね。

今思い返してみても、とてもラッキーだったと思います。この経緯の解説は、皆さんもきっと興味があると思いますし、上記で説明したようにぜひ何かしたらの皆さんの次の一歩のきっかけになればと思うので、今後の記事でもっと掘り下げていきたいと予定しています。

この永住権を取得することがオーストラリア滞在中はゴールの一つではありましたが、結局はそれはスタートでもあったんだなと位置付けています。

永住権を取得したからこそ、日本へ戻って日本でチャレンジする道を選べたからです。日本が厳しいことは十分知っていたので、日本でのチャレンジはそこに「永遠でない」と思えるバックアッププラン(=オーストラリアに帰国する選択肢)を持っていたからこそ決断できたのです。

日本で暮らし 働くということ 働き方改革とは何だったのか

日本で生活を新しくスタートさせることの難しさは下記で書いています。

外国人として日本で暮らすことも大変だと想像はつくのですが、「外国人」というカテゴリーにも入ることができない「一般的な日本人」の枠から外れた場合の日本での新生活スタートは大変でした。ただ、予測を少し越えたという辺りでしょうか。きっと、色々と困難はあるだろうなという見立てはありましたので。

そんな中、フリーランス一本で働くことを選択しているNemuとは違い、私103は日本で企業に属して働きたいと思っていたので、就職活動にチャレンジしました。

最初は、コロナ前ということで、外国人経営の会社で働いていたのですが、その業種がコロナの影響を直に受けます。コロナが長期化するだろうと考え、真夏に転職を果たします。過去の経験を多少生かす、小売業での正社員の仕事です。

この日本の一般企業で働く中でどんどん発見していくのが、オーストラリアと日本の働き方への根本の違いです。

転職

有給

残業

謝らない文化

と、オーストラリアでは当たり前だけど日本では全く違う企業文化で働くことになる違和感をまとめていきました。

決して、いわゆるブラック企業ではないのだと思います。だからこそ、怖いのです。きっと、むしろ働きやすい企業であるようなところで働いた結果、そこにムクムクと滑稽さを見つけ出していくのです。

その結果、半年働いて、もう一度転職を試みます。何故なら、

ジェネラリストを全うしない限りステップアップ(昇給含め)はない

適材適所は絶対ある

この二つをひしひしと感じ、せっかくの日本でのチャレンジの期間がこのまま我慢をしていても、もったいないと考えたのです。

そして、2021年に入り、英語力を買っていただいた教育関係の仕事に転職を果たしました。2年目をスタートするにあたり、1年で3度も転職をしてしまいました。ただ、自分としては理にかなった動きであったし、目的も果たせているのです。

とにかく、日本で働くことってどんな感じ?

という問いへの明確な自分なりの答えが見えたのです。それが、上記のオーストラリアでの働き方とのギャップであります。実はホワイト企業に見えても、海外ではまだまだ日本の働き方は改革が必要だと実感していますので、今後ももっと掘り下げたいと思っています。

2020年から2021年へ 2年目の抱負 永住権という逃げ道

2020年はコロナで、多くの方と同じように、働くということで多大な影響を受けました。コロナがなければ何かしらもっとスムーズであった可能性はあるのですが、それでも、ここまで様々なことをチャレンジする機会はなかったかとも思います。

振り返ってみると、このチャレンジに対しては大きな学びもありましたし、達成感もあります。

1年前までは、「2−3年日本で経験して行こう」、「一生のことではないし」というような確固たる決心というほどのものではありませんでした。1年経ってみて、今回3箇所目の職場で、その思いは変わってきました。先の2つの仕事は、ある程度想定内の業務ではあり、自分の経験やスキルに立ちはだかる高い壁というほどのものではなかったのですが、3度目の仕事はかなりチャレンジングな仕事になることが予測されます。新たな学習分野もあり、また、責任も重くなります。ただ、自分の職歴を生かすことができるのもこの新しい仕事なのです。

ここから考えると、性格にもよるかとは思いますが、少なくとも私103は常に挑戦し続けるという環境がしっくりくるのだな、と認識しました。

一応逃げ場として「オーストラリア永住権」を持っているということがGetbusylivingworldの二人にとってはかなりのアドバンテージであります。ただ、そこで1年経って思うのは、

日本で日本のやり方でストレスを抱えて働かないといけない

状況にあるとしたら、という枕詞がつきます。もし、環境の良い職場でやり甲斐を感じてチャレンジできるのなら、その「永住権」という逃げ道に逃げなくても、日本も十分挑戦しがいのある場所であるのかもしれません。

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