【オーストラリア不動産投資目的購入】内覧インスペクションをしてみよう

不動産
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内覧 インスペクションとは

実際に物件を自分の目で見る作業というのが内覧、英語ではインスペクションと言います。日本の不動産の世界でもこの言葉は同じではないでしょうか。インスペクションは、賃貸でも同じです。また、自分が賃貸を借りている立場でも定期的に物件の状態チェックがありますが、それもインスペクションと呼ばれます。

不動産サイト 写真画像のみの判断は避ける

Realestate.comなどで販売される様な不動産会社が仲介している様な物件は通常プロが写真を撮っているのでとても美しい画像が使われています。販売不動産会社の料金表には、写真撮影費用ももちろん含まれます。この写真撮影には、「プロ」と「担当者(アマチュア)」の選択肢がありますのでそれに沿った料金設定になっています。

それに加え、お客様の販売意欲をかき立てる様に、想像力を膨らますことができる生活感を表現する様な写真が使われています。生活感と言っても、脱ぎ散らかされた服が床に散乱しているとか、ゴミがいっぱいになったゴミ箱が背景にあるとか、そう言った類ではありません。

ベッドには上品な高級寝具がセットされ、テーブルにさりげなく飾られた一輪の花や、庭のBBQとハイテーブル&チェアー。そんなお家で生活するなんて素敵!って、想像させてくれる様な写真が使われています。

オーストラリア人というのは、そう言ったデコレーションをすることに大変長けています。それに引き換え、日本のそれは、混乱・混沌を感じるものであることが多い。もちろん、103自身も含め、何だか統一感のあるシンプルなデコレーションができない人が多いのではないでしょうか。日本の民家が立ち並ぶ通りを歩けば、それが高級住宅地のあたりであったとしても、統一感の欠如を感じませんか?建物が個々で統一感がないということは大きなところであるのですが、1軒のみ見てみても、飾られた花の色や種類がごちゃごちゃとしすぎているのでは?という印象を拭えません。赤系から黄色、青、なんでもありです。きっと、1つの花を取ってみれば可愛らしい花なのでしょうが、それが5種類ほどが一緒にされることで全体としての統一感を欠いている光景というのは日常的な光景。

オーストラリアのこのあたりのセンスは一級品だと思います。

なんてことないオーストラリアの一般的な住宅街の雰囲気です。シンプルにすることって意外に難しいとは思いますが、それを追求した方が結果は良いものになりますね。

と、話は外れてしまいましたが、不動産会社が掲載する写真は素敵すぎる可能性があることを忘れないでください。

物件付近の環境を知る体感 

サイトには、学校情報など事細かに掲載されています。また、ちょっとしたリサーチでバス停、近所のスーパーマーケットやショッピングモール、職場へのアクセスなどを解析出来ますね。

103もGoogle Mapを駆使して、かなり情報を調べました。バス停だけでなく、バスの本数も調べましたし、お店の営業時間もポイントですよね。スーパーマーケットが近くにあっても、営業時間が短かったら不便です。都市によっては、ライブで交通量もわかりますので、時間帯によって本当にその道路は便利が良いのか?なども分析しました。

ある程度のリサーチはオンラインで十分なところはあります。

ただ、実際にその近辺の雰囲気を体感するというのは重要ですね。空気感といえば論理的でないかもしれませんが、そう言ったオンラインでは決して感じることが出来ないものを知ることは重要です。

物件の内覧方法

内覧方法は簡単です。

物件内覧の予約はオンラインで

内覧したい物件を決めたら、例えばRealestate.comなどでは、Contactのページがありますので、担当者にメッセージを送れば良いのです。こちらに関しては、前述の不動産会社の見つけ方についての記事を参考にしてください。

相手も、内覧にはポジティブですので、簡単に予約を取ることが可能でしょう。自分の都合に大体の場合は合わせてくれます。

103の場合は、自分が行ったことがないタスマニア 州を選びましたので、観光がてら1泊2日で2都市ホバートとローセストンを見て周りました。ある程度、オンラインでリサーチしていたので想像の通りではあったのですが、実際の道の混み方や裏道など発見はありました。また、近所にあるスーパーマーケットの商品取り揃えなどを見るのも面白かったです。アジアンコーナーが充実してるかなど!

オーストラリアでは英語が母国語ではないバイヤーも多くいますので、担当者もそれを承知している様な対応でした。英語力に自信がなくても感じよく対応してくれる人ばかりです。どの担当者も時間通りに予約場所に来てくれましたし、質問にも真摯に答えてくれます。

オープンハウスやオークションに参加して見る

オープンハウスにも参加しました。2時間程決まった時間、予約なく内覧ができるチャンスがあります。週末にはこのオープンハウスの予定がたくさん組まれていますので、興味のある方は購入するしないに関わらず、足を運んでみるのも手ですね。そこで、担当者が、物件の資料を渡してくれ、連絡先を残します。後々、マーケティングも兼ねて連絡が来ますが、購入意思がなければそれをはっきり伝えれば問題ありません。

もう一つ、オーストラリアでよくあるのがオークションです。これも、面白い体験だと思いますので、予約はいらないので日時と場所がわかれば自分で勝手に参加して見ることも楽しい経験です。

オンライン内覧

最後に、勝手にオンライン内覧と呼んでいますが、実際に現地にいかずとも担当者とネット上で内覧をすることが可能です。103が購入した物件は、このオンライン内覧で決定しました。

不動産会社の方で、最初からそいうった選択肢を設定していたわけではありませんでした。現実的に、毎回、興味のある物件を見に他州に行くのは不可能だったので、担当者にオンラインでインスペクションは可能かどうか確認して見ることにしました。ここで、断られた物件もありましたが、快く対応してくれくれることの方が多かったです。

最近はコロナ渦(COVID19)で、Zoomなどオンラインミーティング機能が発達しましたが、その時はFacetimeを使用しました。それで、十分だったと考えています。自分の代わりに、担当者に気になる扉を開けてみてもらったり、自分の目になってもらうことは十分可能でした。

このことは、世界をつなげる可能性を感じますね。日本に居ながら、オーストラリアでも世界中の不動産物件の内覧を可能にします。リアル世界にこだわる必要がない世界がやってきています。

内覧時のチェックリスト 見逃しのない確認が重要

オンライン上にチェックリスト表はたくさん存在していますので、それを紙ベースでもファイルでも良いので持っていくことを勧めます。

事前に、情報は物件ごとにまとめておきました。

チェックポイント

金額|広さ|間取り|市税額|管理費|駐車場

各部屋のエアコンの有無|バスタブの有無

記載されてない場合は、事前に担当者に聞いておきましょう。

事前に確認しきれないものは、現地で確認を怠らずに!

内覧時にここもおさえよう!

コンセントの場所|日照り|近隣の駐車場(来客用)

何が家具などとして含まれているのか(ブラインド、冷蔵庫などなど)

写真だけを見ていたら家具や電化製品の何が含まれているのか定かではありません。これを確認することは重要です。それが物件の価値に関わるからです。自分の資産になるからです。

オーストラリアではカーペットやブラインドまで資産として含めることになります。これは、タックスリターン (日本の確定申告の様なもの)にも関わってきます。また、賃貸に出す時に、どこまで家具や家電を含めるかによってオーナーの責任が代わってきますので、家具や家電があればあるほどいいかどうかは時と場合によります。

意外に重要なのは暑さ、寒さを凌ぐ方法としてエアコンやセントラルヒーティングがどの様にインストールされているか、であります。エアコンを後々設置する場合、日本よりお金がかかる印象です。$2000〜$4000程でしょうか。日本の様に取り付け料金がサービスされたり、安価であることはありませんん。人件費が高い国がオーストラリアです。

購入物件にかかわらず、内覧をたくさんやってみることで、その街の雰囲気を知ることは大切です。自分の物件(土地や建物自体)だけでなく、地域全体として、どの様な場所にその物件が位置しているかで、物件の価値が変わります。それを体感するということで、物件の総体的な価値を把握する作業である内覧を行ってみましょう。

気に入った物件が見つかりました。次は、オファーを出す、というステップにつながっていきます。その前に、オファーが受理された後にすぐ必要になる弁護士(ソリシター)の準備のお話に移っていきましょう!

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