【オーストラリア不動産投資目的購入】物件決定でオファーを出そう

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気に入った物件が遂に見つかりました。その後の現実的なアクションです。

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気に入った物件が見つかったら

インスペクション(物件内覧)を終えて、購入したい物件が決まったら購入意思を相手に伝えます。

ここからのスピードは高速となりますので、同時に事務処理を自分の代わりにしてくれるソリシター(弁護士)を決めておくことをオススメします。

オファーの出し方


全ての州や物件で同じなのか分かりませんのでこちらはあくまでタスマニア 州での実体験となります。実は、最初に経験したオファーは他の方に負けて購入に至りませんでしたので、2度同じ経験をしました。購入先の不動産屋さんは同じところだったので流れは2度目はスムーズでした。不動産屋さんによって多少違うところがあるかもしれませんが、基本はルールに則って同じだと推測できます。

(1)Eメール

まずは事前にオファーを出す場合に必要な情報を不動産屋さんからメールで頂いていて、さらにソリシターから返答例を頂いていたので、それに沿ってEメールにて不動産屋さんにオファーを出しました。

メールのタイトルに「Offer l 住所」にしておくと後でメールの整理がしやすいです。

メール本文には指示通り下記の内容を記載しました。

Contract details: 詳細

•         Full Name/s (including middle name/s) 名前

•         Postal Address (郵便を受け取る)住所

•         Your chosen Solicitor/Conveyancer (we can recommend somebody for you) ソリシターの連絡先

•         Sale price (your offer) オファー金額

•         Fixures 土地と建物以外に含めるもの (例)オーブン、窓のブラインド、エアコンなど

•         Deposit amount デポジットで払う予定の金額 (例)10%

•         Completion date (standard is 30 days from satisfaction of any special clauses) 何日以内で購入を完了させる予定か (例)30日

•         If the contract is subject to finance we will also require the name of your financier (the standard time frame is 14 days from the contract date) 現金での支払いでない場合の利用予定の金融機関 (例)ANZ銀行

•         I would like to make “subject to building inspection (14 days inspection clause)”

•         I would like to also include the attached clause “council certificate”

最後の2つはソリシターが追加するように指示をくれました。建物の構造チェックを事前に行う事と市からもらう書類のチェックも事前に追加するというような意味あいのようです。州によっては建物チェックだけでなく害虫チェックも入れるところがオーストラリアではほとんどだと思います。タスマニア 州の場合は、Pest Controlという害虫問題がないのが私がタスマニア を選んだ理由でもあります。例えば、ケアンズの物件を購入していた友人はこの害虫チェックでシロアリの問題が事前に見つかって、購入前にオーナーに駆除してもらう公約を入れていました。

Eメールでオファーを出したあとは、その内容に沿って不動産屋さんがオフィシャルの書類を作ります。その書類にサインをして返すことになります。その際に、支払いに問題がないかを示すプレアプルーバルの書類が必要になります。

(2)交渉

その後はかなり短期間、数日もしくは数時間で連絡が行き来します。

ある物件にオファーが出た場合、その不動産屋さんからその物件に興味を持っていた他の人にも声がかかるようです。よって、私がオファーを出した直後に他の人からもオファーが出たと連絡があります。

2件以上のオファーが出たら、もちろん、ここからはオーナーが誰に売りたいかを決めることになります。

途中、自分の出したオファー額よりも高い額で購入はどうか?というカウンターオファーが不動産屋さんを通してオーナーから届きます。ちなみに、自分以外のオファー額は公表されませんので、自分の額が一番高いのか、どれくらいの開きがあるのか全くわかりません。ポイントは、額だけでなく、現金で購入したい人が相手だとそちらが選ばれるかもしれません。

不動産屋さんは、あくまで、売り手が立てている不動産屋さんなので、売り手のために動きます。買い手には交渉の内はわかりません。

前述の通り、1軒目で他のオファーが出た後に、少し高めの額に上げられたカウンターオファーが出たものに対して私は値をあまり上げずに返答しました。また、fixture(土地建物以外のもの)を調整したり、デポジットも10%から15%にあげてみたりしました。かなり細かい交渉をしたことになります。ここら辺は、全くの初体験で自分自身で全て経験のないままやっていたので何が正しかったのかわかりませんが、1件目は相手が購入することになりました。

2軒目は、数千ドル高くオファーを出し直したので私が購入することができています。ただ、相手がいくらをオファーしていたのかなど全くわかりません。

1軒目については、ある程度時間が経つとRealestate.com などで購入金額が見えますので、そこで相手がいくら高くオファーを出していたのかが見えました。自分より、何百ドルか多い感じだったので、そこまで相手が破格に良いオファーを出していたわけではなさそうです。先ほどのリサーチ編の回に購入価格についての調べ方を案内していますのでご参照下さい。もしかしたら、私は細かな交渉をし過ぎたのかもしれません。ちまちまより、シンプルな方がよかったかという反省から2軒目はあまり交渉はしませんでした。

(3)決定

交渉後、オーナーが売り手を決めた後は、不動産屋さんから電話でYesかNoの連絡がきました。

2度の経験は、数日以内に行われる最速のものになります。オーストラリアにしては物事が非常に早く進む感覚がありました。スピード感持ってやる方が、売り手にとって良い結果が生まれるのかもしれません。買い手としては焦らされるので、ついつい高い金額をオファーしてしまうかもしれませんし。

Yesの判定が来た後は正式なコントラクトが送られます。そして、ここからはソリシターさんの登場で、不動産屋さんとの交渉は全てソリシターが行なってくれます。売り手の方も、不動産屋が間に入るというより、売り手のソリシターと買い手(私側)のソリシターが書類をすすめてくれるのです。

では、次のステップは購入決定後に必要になってくる諸々の流れをご紹介していきます!

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