【コロナ後の留学】新卒カード捨てるべき?大学生の就活よりも休学への思い増加?

ワーホリと留学
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2021年末頃、一旦、コロナが落ち着いてきたからか、もしくは各国留学ビジネスの規制が続くのが経済への打撃だからか、2022年に向けて留学生を受け入れる国が増えました。そこで、コロナ禍で留学を断念せざるを得なかった学生さん、特に2023年3月卒の人たちが就活を目前として迷いが生まれている人がいないでしょうか?

このまま、大学生を終了していいのかな?

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新卒カードを保守する 休学がベストチョイス

2023年3月卒の方なら、1年休学して、2024年3月卒にするのが無難ですね。交換留学の場合も、卒業を遅らせて在学期間を延長する。

この方法が最強なのが、新卒カードを失わないためです。

通常、採用側の企業が気にするのは卒業年度であって、その人が在学期間が5年以上であろうが休学していようがあまり関係ありません。もちろん、4年でストレートに卒業していない場合は理由を聞かれるでしょう。

その際に、もっともらしい理由、例えば、留学に挑戦した、などを伝えればオッケーです。

新卒カードは日本の就活生にとって失うべきでないオールマイティーなジョーカーの様な存在なのです。なぜなら、新卒から既卒枠に移った瞬間に就活が一気に困難になるかもしれないから。

募集要項にはもちろん新卒エントリーには卒業から2年以内などという注釈が入っているので卒業後に留学してからの就職ももちろん便宜上は可能です。

しかしながら、何が心配かと言えば、大学生として就活ができるのと出来ないのでは受けるサポートに差が出てくる恐れがあると言うこと。少なくとも大学に在学して居れば、大学が提供する相談サービスや合同説明会などに参加することが出来ます。既卒生の場合は同じサービスが受けれるかどうかは確認が必要です。受けることが出来ない大学が多いのでは無いでしょうか。そうなった場合、公共や民間のサービスを利用することになるので手取り足取りサポートしてくれる体制を失ってしまうのです。

これを読んで、やっぱり休学から留学して新卒カード失わないのがベストだよね、と思った方、続きは読み飛ばしてください。

新卒カード捨てれない人は海外が向かない そもそも留学する意義は何?

皆さんが留学に行く理由は何ですか?

海外で異文化を経験したり、語学力向上でしょうか。

新卒で就社することが絶対正義だと思うタイプの方は留学で苦労する、もしくは留学が意味がないかもしれません。

日本的な固定観念を覆され、自分が信じるところが唯一無二の答えなのか問うて来るのが留学や海外生活経験です。それを経験すると、新卒カードに執着する日本社会に疑問を感じるはずです。

もし、新卒カードを失うのが怖いと留学を躊躇する人は休学→卒業年度遅らせるがベストです。

もし、留学の門戸が開き始めたので窮屈な日本から異文化への挑戦がしたい人は、新卒カードなんて無視しましょう。それくらいのリスクテイカーであり、楽天家が海外で活躍できる人材なのです。

きっと、23年卒業の方=22年3月から就職活動が本格化する方は突然、新卒一括採用が終焉を迎えることは無いでしょう。しかしながら、今後の日本の一括採用文化が徐々にまたは突如として欧米型の通年採用になる日へのカウントダウンが始まっていると巷では言われています。

スキルの無い大学生を一括に採用する体制からスキルを重要視する採用へと変換させていくのなら、本当なら高校や大学でも社会で生かせるスキルを学ばせる体制を同時に整えなければなりません。とはいえ、現段階で日本の教育機関が即戦力を生み出す方向の学びの提供にシフトしているとは到底思えません。一番の悲劇は、スキルも身につけず、ポンと社会に放り出されいく世界が準備期間もなくやってくることです。

そうなった場合、やはり、新卒カードが重要かを不安視するよりも、海外で視野を広げることへの渇望を信じて挑戦できる人たちが今後の日本を動かしていくのではと期待しています。少しでも多くのチャレンジャーが産まれていくことを願っています。

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