頭金も支払い、家具も含めて購入物件に手が掛かっている状態になりました。
ここからは支払いに関して、ローンを組む銀行さんにお世話になります。ただ、私の場合はモーゲージブローカーを間に挟んでいたので担当者がほぼ全て銀行への書類作成を手伝ってくれました。
準備編で紹介したモーゲジブローカーの概要はこちら
オファーを出して、契約書にサインした辺りからソリシターと同時にモーゲージブローカーとも連絡を取り始めました。
オーストラリアは州によってルールが違うので、たまにNSW州のモーゲージブローカーだったのでアドバイスが微妙に違ったりもしたのですが、そこはTAS州のソリシターからも情報をもらってたので何が正しそうか自分で確認しながら判断しました。
例えば、デポジットを支払うタイミングなどです。NSW州では害虫や建物インスペクションが完了するまで2週間はデポジットを支払わない方が良いと最初アドバイスされました。ただ、契約書とは違ったためソリシターに確認するとタスマニア 州はペストコントロールは無いから状況が違う様でした。
害虫や建物検査コントロールとは?
最初にモーゲージブローカーがアレンジしたのはローン先の銀行のインスペクションです。自分で手配した建物診断とは別に銀行が物件の価値をチェックしにいくのです。
なんだか緊張ですね。
購入額があまりに市場価値とかけ離れていたら銀行さんもローンを組んでくれないのです。まあ、至極当たり前といえば当たり前ですね。
その手配も数日で行われたのでスムーズでした。そして市場価値と購入額に差異はなかったためローンにGoが出ました。銀行の物件調査の書類はとても興味深かったです。建物、内装、建築、地区やマーケット状況に加え直前に売買された同じグレードの他の物件の例なども載っていたので非常にためになりました。
このチェックの後に銀行からの正式なローン申請書がやってきました。次は、モーゲージブローカーのヘルプももらいながら申請書を作成していくステップをご案内します。
物件購入のステップのまとめはこちら