私たちが持っているパスポートには5年、10年と有効期限があります。オーストラリア永住権保持者が、今まで持っていたパスポートの期限がやってきて、新しいパスポートに変更した際にやるべき事をまとめました。
永住権に限らず、オーストラリアから発給されているビザをお持ちの方はビザはパスポートと紐付けされているので同等の流れが必要になるかと思われますのでぜひご参考ください。特に最近はオンライン化が進む中、手続きなどは刻一刻と変更がある可能性がございますので最新情報などはご自身でも正規のホームページを確認いただくなどでご対応ください。
最新情報はオーストラリア移民局など正規ルートが一番
このようなまとめの情報を発信していながらではありますが、とにかく一番おすすめの方法は正規ページを確認する事です。私も仕事柄ビザなどの情報についてはいつも調べている方ではありますが、検索して誰かのコメントなどで書かれている情報やビザエージェントが出している情報を100%信じないようにしています。悪意があるわけでなく、単純に「正しくない」「古い」情報である可能性が拭えないからです。
オーストラリア移民局の該当ページ
新しいパスポート情報の更新ステップ
更新方法 オンライン申請またはEメール
方法は2つです(2021年現在)
ImmiAccountというログインを取得してオンラインで行うか、もしくは専用フォームをEメールで送信するという2つです。
EメールでOKだという点は少し予想外でした。例えば、オーストラリア大手銀行とのやりとりの中で最終的な重要書類の場合はFAXを使うという対応に驚いたことがあります。もちろん、日本ではFAXがいまだに多様されていますが、オーストラリアではFAXはすでに過去のものとなっておりここ10年ほど日常的にビジネスで使用することはありませんでした。その中で、2021年でもFAXを使う業務が存在していることに驚きました。
話は外れましたが、パスポートに関してはEメールで対応してくれるとの事の様です。
申請はImmiAcount オンラインでやってみる
私たちは専用用紙をプリントアウトしてまたスキャンする面倒も考え、オンラインでの申請にチャレンジしてみることにしました。
ImmiAccountのログインページ
私たちは過去すでに利用していたのでログインをするだけでしたが、IDを作る場合はEメールアドレスと電話番号ぐらいなので簡単に作成できます。2年ほどログインしていなかったとの事でパスワードの変更を求められました。
ログインが出来たら後はプロセスは難しくはありません。
(1)赤丸の情報のアップデートを選びます
(2)Update Detailを選んでChange of passport detailsに進むと、自分の名前を選ぶ画面へと続きます
(3)上部に現在登録済みの情報が出てくるので、下部に新しパスポートの情報を入力していきましょう
(4)入力内容を確認する画面の次に必要書類のアップロード画面が出てきます。新しいパスポートのスキャンファイルをアップロードしました。
ここで迷ったのが下記の部分です。
何をアップロードするようにかは特定されていません。TravelDocumentが何を指しているかを確認するためにページを開くと上記のようにCertifiedCopyとあるのです。
オーストラリアに住んでいる場合は、Post OfficeなどにCertfiedCopyができるスタッフがいる場合が多いのですが、何せ海外に住んでいる場合はオーストラリア大使館などに出向く必要があるなどなかなか面倒です。このCertifiedCopyに関しては、オーストラリアで家を購入する際なども州によっては色々と手続きが必要になるのでお世話になる単語かもしれませんが今回は割愛します。
Eメールでの作業を選ぶ場合は申し込み用紙にCertifiedCopyと書いてあるのですが、オンラインの場合は確認できませんでした。
リサーチした限り、他国(インドネシア)のオーストラリア移民局に下記のような記載があったので、私は自分でスキャンをした新しいパスポートの写真ページを送ることにしました。
オンラインを選ばない場合はCertifiedCopyとあるので、オンラインの場合は普通にスキャンでも良いと信じることに。
念のためドキュメントをスキャンする時にメモを残せたので
I was not sure if you require a certified copy of the bio page of my new passport. Hope that this scanned document works fine with you.
と、追記しておくことに。
(5)Lodgeをすると直後に登録したメールアドレスに下記のメールが届きます。
時間をあけてVEVOでパスポート情報が問題なくアップデートされているか確認できれば完了です!
VEVOでは確認する際に下記の情報が必要になります。私はVisaの申請用紙に書いてあるTRN番号を利用しました。この際、パスポート番号は新しい物を入力しています。すると、ちゃんと新しいパスポート番号に対してきちっと私の情報がアップデートされていました。
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