アマゾン観光と聞くと、どこか遠い遠いところにある熱帯雨林のジャングルを思い浮かべませんか?
そうです、アマゾン川って、本当に日本の裏側ブラジルはマナウスという都市が拠点となる熱帯雨林の中に入って行く冒険ツアー。簡単に行ける場所ではないので、一生に一度の体験!と思い、遠い遠い場所ではありますが観光に行ってきました!
2018年12月
(1)アマゾン川ブラジルマナウスへの行き方
マナウスにはリオデジャネイロやサンパウロなどのブラジル主要都市からのアクセスになります。
ブラジル主要都市までは、日本からの場合、南米以外の国を経由していきます。
アメリカ経由かな?
ロンドンとかヨーロッパ経由かしら?
中東アラブ経由もいいかも!
アメリカ、ヨーロッパと中東経由が無難な行き方。私たちはオーストラリア在住だったので、オーストラリアやNZ経由という手もありますよ!ただ、乗換えを続けて頑張っても24時間以上かかるので、おすすめは一気にマナウスまで行こうとしない行き方。
中東経由なら、例えばカタール航空でカタール観光をいれたり、アメリカ西海岸観光を間に入れたりした方がいいですよ。
というのも、マナウス観光は、思った以上に僻地にやってきた~という、日常の延長では全く太刀打ちできないぐらい日本の生活とはかけ離れた光景と体験です。一呼吸いれて、ジャングルへの心の準備を!
(2)ツアー参加方法
マナウスに到着したはいいけど、ジャングルは?熱帯雨林は?
マナウスは人口が220万人ほどの比較的大きな都市ですが、陸路では主要都市からアクセスできず空路ないしは水路でやってくるしかありません。陸の孤島なのです。
アマゾン川への拠点地としてしか発展していない様で、何か特別産業があるわけではなさそうです。観光業が重要だと言うことかもしれません。
通常の中規模都市で、町中にジャングルがあるわけではありません。マナウス自体の治安は私たちも出歩いてないので何とも言えませんが、気を緩めて歩ける雰囲気ではないので、他の南米の街同様、町の観光は十分お気をつけください。
よって、マナウスにただ来ただけではアマゾンのジャングルを体験できないのです。
#1 リゾートホテルに泊まって日帰りツアー参加
Tropical Manaus Eco Resort など、高級リゾートホテルに宿泊して、日帰りツアーで少しアマゾン川に出かけると言う方法。
安全性も快適性も得る事ができるので、比較的チャレンジしやすいかと思います。
例えば、『ピラニア釣り』とか『アマゾン川クルーズ』とか、日帰りでもアマゾンっぽい体験をする事ができますね。
ちゃんとシャワーの水が出るところに泊まれるかな、とか、衛生面はどうだろう?とか、そんな不安やリスクを取りたくない方は、リゾートホテル滞在が無難かと思います。
もともと、オーストラリア人の上司が南米に行くならブラジルマナウスへ行ったほうが良い!というおすすめがあったので、今回、日程がきついながら南米旅行にマナウスを組み込んだ経緯がありました。その上司いはく、マナウスは町から離れてアマゾン川を下れば下るほど良いって言われてましたので、せっかくなので、#2のジャングルツアーパッケージを選びました。
#2 ジャングルツアーパッケージに参加
ジャングルツアーパッケージは、実は何軒も提供しているのです。ジャングルツアーというものが1つ存在するのかと私も勘違いしていたのですが、色々な施設が同じ様な2泊3日のパッケージを販売しています。
安心なのは日本語で予約の対応をしている施設かもしれません。何せ、ツアーにはマナウスでのピックアップ場所を伝えたり、何かしらのやり取りが事前に必要なので日本語の旅行会社さんにお任せしたら安心ですね。
例えば、
の様なところでツアーが購入可能です。
実際、私も、どちらにも問い合わせをしてお話しを伺いましたが、日程的が合わなかったというのとまた予算オーバー(笑)というところで他のツアーを探し始めた次第です。
色々なホテル予約サイトでも検索可能ですが、施設によっては使っている予約サイトが限られている様で、ここのサイトを見ればわかる、という様なオールマイティのサイトが見つかりませんでした。よって、根気よく色々なサイトを比較しながら直接施設に連絡して回りました。
上記のロッジと他にもいろいろと同じようなロッジに直接連絡を入れて、自分の日程に合うかなどのやりとりをした結果、Amazon Tupana Jungle Lodgeを選びました。
理由は、『料金(1人U$190)』『支払いがクレジットカードで可能』『送迎がついている』『2河川合流を移動中にみれる』『対応がスムーズ』というポイントです。
他の施設は、現金払いとか、送迎は別料金とか返事がないとかいろいろありました。上記の他の2軒(TucanとTariri)は対応は良かったのですが、日程などが合わなかった施設なのであしからず。
Tupanaロッジには、事前に50%のデポジットをPaypalで支払いをしました。残りの支払いはマナウスホテルに迎えに来たドライバーさんに支払いました。クレジットカードOKです。また、ピックアップはマナウス市内のホテルからしてくれ、帰りは空港までの送迎込みです。食事は、ランチ、夕食と朝食が2回づつ入っています。
(3)ツアー日程
事前にEメールで、ロッジから日程の詳細が送られてくるので安心です。
上記が日程です。
ざっというと、
1日目 ウェルカムランチ+ボートツアー+ナイトボートクロコダイルツアー
2日目 熱帯雨林トレッキング+ピラニア釣り+サンセット
3日目 サンライズ+ピンクイルカ
すごい2泊3日でアクティビティー満載ですね!
さらに、マナウスのホテルからロッジに向かうまでにアマゾン川を越えていきます。その船着場がこの様な雰囲気で、南米感があります。
アマゾン川はネグロ川(黒色)とソリモンエス川(茶色)の合流地点があります。ガイドさんがボートを止めて説明してくれました。2つの川は、温度や速度などが違うので混じり合わないのです。とっても不思議な光景でした。
👇直接、マナウスツアーに関係のないお話なので、時間の無い方は読み飛ばしてください。私たちのバカさ加減とブラジル人の素晴らしさをお知りになりたい方はぜひお読みください。
ここで、余談なんですが、実は私たちはLATAM航空の遅延に会い、1泊2日しか参加できなかったんです。。。本当に残念でした。でも、本当にこちらのロッジにしてよかったと思うのが、連絡すると1泊2日でもピックアップを都合をつけてくれるたのです。もちろん、差額は返金はないですが(保険で対応)さらに、ロッジでは、組み込まれているはずのアクティビティを全てこなせる様にガイドさんたちが夜中の23時から熱帯雨林トレッキングをしてくれ、また次の日のサンライズの前にピラニア釣りも私たちのためだけにボートを出してくれました。本当にホスピタリティがあるロッジでした。
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さらに、本当にドジな話なのですが、マナウス空港に到着してすぐターミナルの2Fから1Fに降りるエレベーターで、iPhoneをエレベーターの隙間に落とすというすごい技を行なってしまい、マナウス滞在も含めた3日間ずっと写真が満足に撮れない状態に103はなってしまいました。でも、感激だったのは、3日後に空港に戻ってインフォメーションセンター行くと、ちゃんとセキュリティの人がそのあとエレベーターを停止して、建物のしたまで潜ってくれて、電話を救出してくれていたのです。思わずチップを渡そうとしたのですが、「仕事だから」と受け取ってくれませんでした。ブラジル人は、本当に今回の旅行で良い印象しかありません。また、Nemuの方は、マナウスの後のイースター島の飛行機の中でカメラを置いてきてしまうというドジも重なり、せっかくのジャングルロッジでの写真が少なくなってしまいました(涙)
川を15分ほどで渡り切った後は、この様な風景を2時間ぐらい観続けます。十人乗りぐらいのバンで移動です。途中、マーケットに止まったりします。
バンに2時間揺られたあとは、またボートです!30分ぐらい乗りました。
そして、ロッジに到着。全体で、4時間ぐらいかかっています。だから、日本から直にマナウスに来て、ロッジに向かうのはかなりハードだと思うのです。
ロッジでは、手作りの食事も出てきて、こんなジャングルの奥地なのに、ここまでのクオリティを提供してくれるロッジは凄い〜と感激し通しでした。
お部屋はシングルベッドが2台。快適でした。部屋にシャワーもついていて、お湯も出ました。電気は通っていません。
(4)持ち物 これがあれば便利!
私たちが参加したのは12月、雨季のシーズンです。写真の通り、どんよりして雨が降りそうな天気は天気だったのですが、一瞬ざっーと雨が降っただけで、滞在中に大雨に当たって困ったということはなかったです。なので、季節なども持ち物に関わってくるかもしれませんが。
- 雨合羽(傘は使いにくいです)
- 予備バッテリー
- サンダル(ボートツアーではサンダルが便利。クロックスでOKでした)
- 足首まで守ってくれるブーツ(ジャングルトレッキングはブーツがいいです。念のため、ヘビ対策で指先も閉じて、足首まであるしっかりしたブーツがおすすめです)
- 荷物はバックパックがオススメ(ボートに乗り換えたり、バンに乗ったりと移動があるので、コンパクトが一番)
- 汚れても良い格好(外で運動するのに最適なスポーティな格好がしっくりきます
以上、ブラジルマナウスのアマゾンジャングルツアーについてお伝えしました。世界の色々な場所に旅行に行ってますが、その中でも行っておいて良かった!と心から思えるのがマナウス。教科書で見ていたブラジルのアマゾンの森は、遠くではありましたが、フライト時間さえ乗り切れれば全く不可能な観光地ではありません!頑張る価値はありますよ。
**ツアーのことなど質問がある方はぜひメッセージをお送りください。具体的に何かアドバイスできれば光栄です♪
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