2021年3月から京都と福岡で導入された新制度について新たに発見した内容をお伝えします。
ウーバーイーツからの情報を勘違いしていたところもあるので、実はこういう意味だったというポイントをご紹介します。
ウーバーイーツ 新料金体制 地域 京都と福岡
福岡については把握しておりませんが、京都の地域について追加情報です。
ウーバーからのメールやリンク先には京都府もしくは京都市が対象エリアと記載されています。京都府の場合と、京都市の場合ではだいぶ話が違います。そこで、京都市の隣の宇治市に行ってきました。宇治市なら新ルールはあてはまらないのでしょうか。
結果としましては、宇治市内での配達料金も京都市の新配達料金が適応されていました。ということで、京都市というのは正しくない様です。
そのあたりのウーバー自体からの情報の不確実さはいただけませんね。
Uber Eats 配達詳細情報の事前共有とは
新しい制度のポイントの一つが配達詳細情報の事前共有でした。
ウーバーイーツの表現の仕方は下記です。
今までは配達パートナーは、配達リクエストを受けた後にリクエストをキャンセルすることは可能でしたが、受ける前に配達に関する詳細な情報を確認することはできませんでした。そこで、Uber Eatsは、配達リクエストを受け取る上での判断材料として、レストランの場所と名前、配達リクエストを受けた場所から商品を届ける時間までの推定時間と距離、商品の受け取り場所と引き渡しの場所を事前に通知する様にしました。これにより配達パートナーは、配達に関する詳細情報を事前に確認した上で、配達リクエストを受けるかどうかを決定することができるよになりました。
この日本語の文章を読む限り、事前にわかるであろう点は下記かと思っておりました。
- 商品受け取りレストラン名と住所
- リクエスト受注から商品配達完了までの全プロセスにかかる推定時間
- お客様の住所
以上3点がわかるものであるかのように読み取れます。
前回の記事でも書いたのですが、私としては効率的な動きをあまり考えるタイプではないことと、アプリのカウントダウンで急かされるのが好きでない点とで、配達先の情報を得ることができる点にさほど重きを置いていなかったです。ただ、どのような仕組みかと思いまして、再度注意深く確認してみました。
結局、事前にわかる情報は下記となります。
- 商品受け取りレストラン名と住所
- リクエスト受注から商品配達完了までの全プロセスにかかる推定時間と距離
最後の一番肝心なお客様の住所は記載されていませんでした。
ということは、
現在地(A)+レストラン(B)+届け先(C)= 推定時間と距離 (D)
しかわからないので、(C)がどの方向に向かっているのかは不明なのです。このことより、効率的に動くということへの手助けにはなっていません。
ウーバーからの情報を読む限りでは(C)までがわかるという認識をしていたのは間違いであった様です。残念です。
新ルール以前と比較してみようと試みましたが、ウーバーの記録として残っているのは
(B)+ (C)= かかった時間と距離 (E)
ですので、単純に(D)と(E)の比較ができません。
今までは、(A)+(B)が遠距離であっても、その部分は鑑みられませんでした。新ルールの中ではそれも含めた(D)の情報を事前に知ることができるので、その内容が受けるに値しないと判断すれば、評価に影響がないとされているキャンセルをすることで仕事を選ぶ判断材料になるとも言えますね。
この際、キャンセルすることを躊躇う理由としましては、
- 本当に評価に影響がないのか
- 次の仕事がすぐに入ってくるのか(チャンスロスになる可能性?)
ということだと思います。
実際、妥当だと思われない案件(28分| 2.7キロ)をキャンセルしてみました。その結果、5分程待って次の案件(17分| 1.3キロ)が入ってきました。5分の待ち時間をロスだと取るか、結果的に2分少なく働いて、また移動距離も短く済む方がいいかの問題ですね。
何度かチェックしてみましたが推定時間は実際にかかった時間とほぼ一緒でありました。
以上のことより、とにかく短い時間の案件をこなしていくことで時給換算を良くしていくという手しかないように思われます。
ただ、ここで納得できないところは(B)+(C)が遠方の場合、お客様は追加の支払いをされているとしたらそのマージンは誰に行っているのかということです。これを配達員に何かしらの方法で還元できるような仕組みをウーバーが導入できたら合点が行くのではないでしょうか。
まだ新しい仕組みを上手に使いこなすアイデアを考えている段階ですので、また追加情報や思いつきがあればこのウーバー記事は続けて行きたいです。
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