【オーストラリアの海外渡航用ワクチンパスポート入手ステップ】AIR登録はAUS国外から可能

オーストラリア
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オーストラリアで利用されている海外渡航用ワクチンパスポートを2021年11月に日本にいながら入手しました。その方法を皆さんにお知らせします。

現時点で、こちらのステップを踏むことができるのはオーストラリアのMedicareカードを所持している人のみの様です。例えば、私たちGetbusylivingworldのようにオーストラリア永住権を保持しながら国外でワクチン摂取を行なった人たちが対象です。オーストラリア帰国の際、こちらの処理をしておくことで入国がスムーズになるのではというアイデアからの試みとなります。

Medicareカードを所持していない学生ビザなどの方もAIRにコンタクトすることで入手可能の様ではありますが、その場合はオンラインで行うというのは無理そうである旨の説明がありました。

情報は常々アップデートされる可能性はありますので最新情報は政府機関から発信されている情報を確認いただくことをお勧めします。

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オーストラリア 海外渡航ワクチンパスポートとは

オーストラリア国内で利用されるワクチン接種証明書とは日本同様に別物だとお考えください。今後、日本やオーストラリアで国内一般利用用に作られていくであろうものと統一されていくのかなどは現時点では不明です。今回取得したものは、オーストラリアから国外に渡航するときに必要になるワクチン接種証明書となります。

情報は政府サイトなどで確認したものを基本に、実際にオーストラリアの医療機関の人とやりとりなどをしながら得た物になります。

ワクチンパスポートの取得対象者

取得できるのは

  • ⑴The Australian Immunisation Register (AIR)に認定されたワクチン接種者 
  • ⑵オーストラリアもしくは海外の有効なパスポートを持っている人

の2つをクリアしている人となります。

まず、⑴AIRに認定されているワクチン接種者というのは下記のワクチンを摂取した方。

  • AstraZeneca Vaxzevria
  • Pfizer/Biontech Comirnaty
  • Moderna Spikevax
  • Janssen-Cilag COVID Vaccine.

オーストラリア国外で摂取された方で下記のワクチンも認定に加える

  • AstraZeneca COVISHIELD
  • Bharat Biotech Covaxin
  • Sinopharm BBIBP-CorV
  • Sinovac Coronavac.

日本で摂取された方は最初の3種のワクチンであるのではないかと思いますので、まずは⑴はクリアです。

⑵の理由は今回の海外渡航用ワクチンパスポートがパスポートの場合と同じデジタルセキュリティシステムを利用しているからの様です。よって、同じシステムを使っているというだけなのでパスポートのチップ情報にワクチン情報が記録される訳ではない、と説明されています。

要は、日本で通常のコロナワクチン摂取をされた日本のパスポート保持者の方なら対象という事ですね。

ワクチン摂取情報の登録必須

オーストラリア国内でワクチン接種を受けた人なら自動的にAIRに登録されるそうです。その情報から日常使いができるデジタルワクチン証明はアプリなどでQRコードで提示することができるとのこと。その場合は、次の項目にスキップいただいてOKです。

ただし、私たちGetbuslylivingworldをはじめこちらの記事を読まれている多くの方が日本でワクチンを摂取された方が多いのではないかと思います。その場合は、自動的にもちろんAIRに登録されないので、オーストラリアの医療機関にお願いをすることで登録を手伝ってくれます。

政府サイトには医療機関に頼んでください、としか記載はありませんでした。

そこで、私たちがコンタクトを取って見たのが、過去海外旅行に出かけるにあたって必要になった他のワクチン(狂犬病など)の摂取を行なったオーストラリアのTravel Doctorです。オーストラリアにはワクチン摂取専用の旅行者専用の医療機関があります。私たちの場合、1軒目の機関で対応可能というメールでの返信を頂けたのでそちらに頼みました。

通常の医療機関でも対応してもらえるのかもしれませんが、ワクチン摂取に慣れているという点でTravel Doctorはあたってみる価値はあると思います。

その際に提出したものは下記です。

  • パスポートのIDページ(証明証として)
  • 日本で取得した海外渡航用のワクチンパスポート

日本のワクチンパスポートは下記のページを参照ください。

医療機関によっては事務費を請求する場合もあるのではないかと考えています。私たちの場合は、1人27ドルでした。

また、本当でしたらMedicareの詳細も伝えなければいけないはずです。私たちの場合、すでにそちらの医療機関での通院記録があるからか、Medicare情報は求められませんでした。

Medicareに情報登録完了 ワクチン摂取記録取得

医療機関によるAIRへの摂取記録の登録が完了した後、Medicareにログインします。

ログイン方法はMyGovのサイトから新規登録をしておく必要があります。一回登録しておけば、もちろん国外でも確認ができるのでおすすめです。

①では今回のコロナワクチン情報のみならず、過去のワクチン情報も記録されていました。

まずは、今回、オーストラリア政府から発行されたワクチン摂取証明書が下記です。こちらが、オーストラリア国内で利用ができるものとなります。

先に説明した通り、オーストラリア国内でワクチン摂取された方はこの証明は自動的にMedicareとリンクされています。私たちのようにわざわざ医療機関にリンクをお願いする必要はありません。

下記が、過去の記録となります。コロナ前から存在していたページなのかどうかはわかりません。以前、必要とされていた時は紙のワクチンパスポートを医療機関で発行してくれたので、シール状のものを利用していました。

Medicare情報を海外渡航ワクチンパスポートとして利用

今回、私たちの目的は②の海外用のワクチンパスポートの入手なので、メディケアのページの②に進みます。

❶次へ進みます

❷今回のワクチン情報を連携してもらった結果が画面に登場しますので、次へ

❸海外パスポートを選びます

❹パスポートの個人情報などを入力します

❺入力内容に間違いないかのチェックです

❻以上を完了すると、下記の様な海外渡航用のオーストラリア版のワクチンパスポートをゲット!

以上、オーストラリア人や永住者向けにその人たちが海外に渡航した場合の渡航先の国で必要とされるであろうワクチンパスポートの入手のステップについての解説となります。

実際問題、このオーストラリア版の海外渡航用ワクチンパスポートが海外でどこまで利用効力があるのかは謎ではあります。そのうち、日本で試してみるというのは手なのかなとは思いますので、その際にはまた皆さんに結果をお伝えいたします!

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