海外で不動産投資なんて絶対無理だと思っている方も多いはず。素人の私でも出来たオーストラリアでのお家のお買い物についてステップごとに記事を書いています。そのステップをこちらにまとめてみました。
日本やオーストラリア以外の海外での不動産投資に興味のあるも楽しく読んでいただけるかと思います!
(1)オフセットアカウント ローンの組み方
プロの投資家でもなく、大金持ちでもない一般人のGetbusylivingworldが現金一括で不動産を買うことは夢の話。だから、ローンを組むというのが現実的です。
日本でも住宅購入は住宅ローンを組むのが一般的ですね。オーストラリアでも住宅ローンは多くの金融機関から商品が販売されています。そのローンタイプも様々です。その中で、私が実際に利用をしているオフセットアカウント口座について詳しく説明しているのがこちらです。
ちなみに私たちはオーストラリアの永住権を取得しているので今回のお話はあくまで永住権保持者が受ける事ができるサービスについてご説明しています。
(2)ローン選び方法や頭金について
オーストラリアでは不動産購入を考えたらまず初めに、自分が購入可能な不動産マーケットを定めるためにもプレアプルーバルという書類を準備します。
もちろん、現金一括で購入する場合は必要がないステップですが、ローンを組む予定の方にとって重要なポイントとなります。
プレアプルーバルとは、金融機関がこの人にはここまでの融資が可能ですよ、というオフィシャルな書類です。この書類の提出は購入プロセスの中で必須となってくる場合がほとんどです。
またローンをいくら組むと言っても頭金は必要となります。頭金の詳細についても上記の記事で説明しております。
(3)物件選び 不動産ウェブサイトの使い方
次のステップは一番楽しいステージです!
どこに、どんな物件を見つけて行こうか、というドリームハウスに出会うためのジャーニーです。
オーストラリアはご存知の通り広大な国土が広がる国。日本と違って、アクセスのしやすい場所にモデルハウスが立ち並ぶ一角があるような国ではありません。
よって、実際の物件を訪問するのも一苦労なのです。私たちの場合はレアケースかもしれませんが、全てオンラインで済ませています!コロナ前だったので、現在までオンライン化がされていない中ではあったのですが、関係箇所とのやりとりは全てメール。内覧もFacetimeなどの動画で行っています。
元々オーストラリアはオンラインが日本に比べ発達していた背景もあるので、不動産会社などが運営しているウェブサイトもとても充実しています。おすすめのウェブサイトなども紹介しているのでリサーチ編でご確認ください。
(4)仲介不動産エージェントの選び方
不動産エージェントの役割は売り手と買い手の橋渡しです。
基本的に売り手の代理として働くのが不動産会社なので、買い手の私たちでエージェントを選びことはできません。なので、興味のある物件の代表の不動産会社の対応の良し悪しで大きな買い物の満足度が変わってきます。
物件も選びますが、もし可能なら相手の不動産エージェントも選びたいところ。
特にオーストラリアという海外では日本の感覚でカスタマーサービスが提供されませんので、買い手の方も注意が必要です。
良いエージェントさんに出会えたら、購入後にその物件を賃貸する場合に自分のために働いてくれるエージェントになり得ます。ちなみに私は購入した物件の販売を担当していたエージェントにそのまま賃貸ビジネスを任せています。数年の付き合いになりますが、とても良い仕事をしてくれています。
(5)内覧インスペクション
気に入った物件に出会えたら、ウェブサイトの写真だけで判断するのは危険です。
その物件に出向いて内覧をしましょう。その際には、周囲の環境をしっかりチェックすることも大事です。
私の場合は前述の通り、購入した物件はオンライン内覧しかしていません。が、周辺の別の物件は見て回っていたので学習済みでした。また、Googleマップも大変役に立ちました。周りの環境を知るためには、スーパーの位置、バス停は、上り坂の傾斜は角度は?なんでも情報を入手することができました。
また、後述していきますが最終的にプロに建築チェックをお願いする段階が出てくるので、そこでプロ視点の指摘ももらえます。
(6)ソリシター 弁護士を探す
売買の書類のやりとりはソリシターと呼ばれる弁護士に頼みます。この場合も、売り手も買い手もそれぞれがソリシターにお願いすることになります。
もちろん、必須ではなく、自分が手続きをするという選択肢もありますが、法務知識がない場合は大人しくプロに任せるに限ります。ここはケチらない方が良いポイントです。
実体験も含めて上記の記事でソリシター選びについて書いています。
(7) お気に入りの物件にオファーを出す
遂に購入したい物件が決まりました。次にやってくるのが、オファーと言う意思表示です。実際の方法やステップについて詳しく書いてある下記の記事をお読みください。
ここでは超短期間で物事が大きく動いていくスピード感が重要なフェーズになります。不動産購入の醍醐味とも言えるでしょう。
(8)建物診断と害虫駆除
次に必要になるのは、購入した住宅の建物診断と害虫駆除です。これは、費用がかかってはしまいますが、そこで見つかったマイナーでもメジャーでも何かしら値段交渉できる問題点を見つける機会になりますので、軽んじてはいけないステップとなります。
(9)デポジット頭金の支払い
大きくお金が動く段階となります。
契約書にサインした後は、決められた期間で一定額の頭金を現金で払うことになりますので、ここの段階に来ると不動産購入に対する現実感が増すことになります。
(10)家具や家電も一括購入
新築の家を買うことが一派的な日本と少し違うのが、オーストラリアでは圧倒的に中古住宅を買うことがむしろ一般的で人気です。
その際には、現オーナーとの交渉で家電や家具も購入することも珍しくありません。ただ、その後、自分が賃貸に出す場合などは良し悪しもあるのです。
(11)モーゲージブローカーの役割
再び、モーゲージブローカーの登場です。
銀行とのやりとりを基本全て行なってくれるので、ぎんこのローンの申請が格段に簡単に行えました。
まずはステップ(1)〜(11)をまとめましたので詳しくは各記事をご覧下さい。